なにをもって成功とするか?
なにをもって幸せ?
20代の頃は、久石譲さんに憧れていたから
あ~やって有名になって、たくさんの人に知られて
音楽だけで生きている人、
それが成功者だと思っていました。
なんか成功者ってすんごい人のイメージよね。
僕は今、奥さんがかつて育った家に家族で住み、
車も一応持ってる。
なんだけど。。。
ほんと、数年前まで、
アルバイト帰りに
電気のついた、たくさんの家やマンションを見ては
「いや~家を買える人ってすごいな」
「自分で車買える人、すごいな」
って、思ってた。
みんなすごいな~って。
僕の地元の友人だと
だいたい自分で家建ててるからね~。
いや~すごいなって。
あとGWとか年末年始とか
新幹線の乗車率だったり、高速道路のUターンのピークだったり
海外へ出国する人が多いです、なんてニュースみては
へこんでいました。
そういう時に普通に休みが取れる人って羨ましいな~って。
海外とか子ども連れて行かれちゃうんだ~、すごいな~って。
まあほぼみんな「すごいな~」ってね。
それに比べて自分は
アルバイトして、
たまに音楽の仕事して
食べる物も贅沢ではなく
旅行もめったに行けず
貯金もないし。。。
お祭りに行っても、現金ほとんど持ってないから
買えない悔しさを何度も味わってる。
でもね~
今も状況ってそんなに大きく変わってない。
すんごいたくさん稼いでいるわけでもなく
貯金もない。
毎月かつかつで
我慢することも多々。
それでもこの前、昔の友人と飲んだ時に
(この時もたくさんおごってもらったけど)
「相澤の成功って何?」って聞かれて
「いや、もう成功してるのよ」って答えてた。
そう答えた自分が、なんか嬉しかった。
うん、自分は好きな音楽やってるし
大切な家族もいる。
なんかわくわくするような事が起きるし
たまにビールも飲める。
うま~ってね。
そう、とっても幸せなのだ、「今すでに!」
だから、何かをしたら成功とか、
何かを達成したら成功とか
特に思わない。
成功という概念も、なんかなくなってきたね。
もちろん、こうなったらいいな~とか、
こうしたいな~って事はいっぱいあるよ。
でも今の小さな幸せに気づいて、味わって行くと
いや~本当に毎日が穏やかになる。
だから成功という概念から無縁になっていく。
こうなれたのは
いろいろ考えられるけど
やっぱり考え方かなと。
「きっと大丈夫」とか
僕の場合だと、スタートが遅いから焦る時期もあったけど
「遅きに咲いたほうがドラマとしては面白い」って考えられるようになったりとか。
不安な気持ちが襲ってきたら
とりあえず「ほっとできる」方に気持ちを向けるとか。
考え方よね、きっと。
僕のプロフィール、もう一度載せるよ。
長野県出身。千葉大学教育学部卒業。
ピアノ曲や子どもの歌、絵本音楽、邦楽器、弦楽アンサンブルなど、多数。
2010年より参加の山中湖国際音楽祭では邦楽器と弦楽器のアンサンブル作品を発表。
「邦楽いろはにほ~」「公益財団法人しまね文化振興財団」等から委嘱を受ける。
また海外では弦楽四重奏曲「夢宵桜」はウィーンにて、朗読と音楽「一寸法師」はスイス・ルガーノにて初演されている。
2015年、島根邦楽集団10周年記念委嘱作品「桜花爛漫」を作曲。オーストリア「シェライニング音楽祭」では
洋楽器と邦楽器のコラボ作品全7曲が演奏された。ピアノソロ楽譜集「Memories」出版。
CDアルバム「SYMBIOSIS」発売中。BS「音楽のある風景」OPアレンジを担当。
2017年7月オープンの日本青年館ホールの開演ベルを作曲。日本音楽集団団員。
これを見た人が
「すごいプロフィールですね~」って。
なんかすごそうよね、分かる分かる。
海外とか書いちゃうとそう思うでしょ。
もちろん嘘は何もないよ。
依頼がくるのはもちろん嬉しい。
でも、ほんと自分でも予想外なことばっかりだからね~。
そして、もう全部過ぎ去った事だと思ってる。
最初は作曲料なしで書いたりね~。
自腹で行ったりね~。
いろいろやったよ。
まずはやってみたり動いた。その積み重ねかな?
しかし、ほんと、
未来って想像以上の事が起こる。
自分の力だけじゃ決して出来ない事ばかり。
そして当たり前だけど
こんな毎日よ。
4:30起床 コーヒー飲んでブログ書いたりメールやったり。。。
6:30朝ごはん準備 ゴミ捨てや猫のごはん、洗濯あるなら洗濯機回すなど
7:30朝食&洗い物&娘の保育園の準備
8:00洗濯物干す、掃除など
9:00保育園登園
9:30~12:00仕事
12:00お昼
13:00~16:00仕事
16:00洗濯入れたり、休憩したり
17:00保育園お迎え
18:30夕食
19:30お風呂
21:00就寝
(追い込まれると夜遅くまで起きる生活に逆転します)
という、当たり前に日常をキープする生活してます。
奥さんはなんといっても産後だからね。
いや、元気そうだから、ついお料理頼んだりしちゃうけど
動くと血が出るらしいからね・・・
まじ、出産ってすごい事です。
なので今は家の事はできるだけやります。
それに赤ちゃんは奥さんじゃないと今は無理ね。
赤ちゃんのそばにいてくれるだけで安心します。
ということで、
あなたがすごいと思っている人もいると思うけど
見てるのはその人のほんの人生の一部。
そして、みんな当たり前に生活してる。
そして目立つ人は、
もちろん批判されたり、嫉妬の対象となったりね。
僕が思うのは
あまりに有名になって、人気者になってしまって
普通に子どもと公園に行ったら握手攻めとか、サイン攻めになったら
困る~って思ってるよ(笑)
何が楽しいかな?
何が嬉しいかな?
何がHappyかな?
何がわくわくするかな?
何に没頭できるかな?
何が一番ほっとするかな?
外じゃなくて、自分と向き合っていくといろいろ見えて来るはず・・・
では終わり。
コンサートきてね~。
平成30年8月4日(土) 14時開演(13:30開場)
横浜岩間市民プラザ4階ホール(アクセスはこちら)
全席指定2600円(未就学児の入場はご遠慮下さい)
曲目
●竹田の子守歌(2013年アレンジ)・・・尺八、二十絃
●きらきら星(2018年アレンジ初演)・・・ヴァイオリン、二十絃
●龍生より、1祈雨 2雷龍(2013年作曲)・・・尺八、津軽三味線
●夢見鳥(2016年作曲)・・・ヴァイオリン、尺八、二十絃
●一霊四魂(2014年作曲)・・・ヴァイオリン、尺八、二十絃、津軽三味線
●アース・スペクトル(2013年作曲)・・・ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、尺八、二十絃、津軽三味線
チケットご希望の方は
info☆hiromasaaizawa.com まで(☆を@にかえて)
または
http://www.hiromasaaizawa.com/contact.html
↑のお問い合わせフォームから注文お願いします。
お名前、ご住所、連絡先、チケット枚数をお願いします。
ではでは
演奏者のプロフィールです。
●米澤浩(尺八)
宮田耕八朗氏に師事。78年日本音楽集団に入団し、その活動を通じてゲヴァントハウス・ニューヨークフィル・ヘルシンキフィル・
読響・都響・京響等、内外のオーケストラとの共演経験も多く、現在に至るまで200公演以上の海外実績を持つ。
コンサート活動の他、演劇・放送音楽、市民文化講座やワークショップ、専門的な講習会の講師も務めるなど活動の幅は広い。
2001年より箏の熊沢栄利子と開始した海外ツアーは、欧州・中米等14カ国で70公演を越える。
又、同2001年には難波竹山・菅原久仁義らと尺八トリオ《575》を結成し、同年からこれまで6枚のCDをリリースした。
2006年これまでになかった箏体験ワークショップ《YKプログラム》を熊沢栄利子と協同して考案し、
小中学生を対象とした邦楽器の体験普及にも尽力している。
現在/尺八トリオ《575》メンバー、日本音楽集団副代表、(財)地域創造邦楽地域活性化事業コーディネーター
HP/http://yonezawa.art.coocan.jp/
FB/https://www.facebook.com/Yonezawa.Kumazawa.Inst
●熊沢栄利子(箏、二十絃)
砂崎知子氏に師事。NHK邦楽技能者育成会卒。1981年NHKオーディション合格。
1978年日本音楽集団に入団し、現在では中心的メンバーとして国内外の公演に数多く参加している。
2001年からオーストリア「シュライニング国際音楽祭」をきっかけに尺八の米澤浩と開始した海外ツアーは、
欧州・中米等14カ国で70公演を越える他、韓国のソウル国立国楽管絃楽団・大邱市立国楽管絃楽団とコンチェルトで共演するなど、東西を問わず活動の場は広い。
国内では演奏活動の他、ワークショップや講習会の講師を務め、2006年には米澤浩と協同してこれまでになかった箏体験ワークショップ
《YKプログラム》を考案し、小中学生を中心に邦楽器の体験普及に尽力している。
現在/日本音楽集団団員、箏道音楽院会員
HP/http://zipangu.com/kumazawa
FB/https://www.facebook.com/Yonezawa.Kumazawa.Inst
●二代目 三山 貢正(津軽三味線)
表現力豊かなその「津軽三味線の響き」は各方面で好評を得ており、様々なステージに於いて幅広く活動している。
本流の継承、後進の指導・育成に力を注ぐ一方、洋・邦問わぬ他ジャンル楽器との共演、スタジオレコーディングへの参加、
アジア・欧米等海外での公演も数多く、活躍の幅は多岐にわたっている。NHK邦楽技能者育成会 第44期卒。
現在/津軽三味線貢正流 家元、公益財団法人日本民謡協会公認三味線教授、日本音楽集団団員。
●ゲルゴフ加奈子(ヴァイオリン)
桐朋女子高等学校音楽科卒業後、ウィーン国立音楽大学に入学。満場一致の最優秀の成績で同大学ディプロマを取得。
ウィーン美術史美術館にてソロリサイタルを行う。ソロ並びに室内楽奏者として国内外の音楽祭やコンクールにて受賞。
ヨーロッパや日本の音楽祭に室内楽奏者として招待される。これまでにニムロッド・オペラ・アンサンブルのゲストコンサートミストレスとして
客演したほか、多数のオーケストラに客演。2008~14 年ウィーン放送交響楽団の一員として、
2017年3月まで同楽団契約客演奏者として演奏活動に参加。現在、ソロ、室内楽、オーケストラなど幅広く演奏活動を行う。
●田代直子(ヴィオラ)
京都市立音楽高等学校を経て、京都市立芸術大学音楽学部ヴァイオリン専攻卒業。卒業後、ヴィオラに転向し、
オーストリア国立グラーツ芸術大学へ留学。学士・修士の両課程を満場一致の最優秀賞を得て修了。
帰国後、チェリスト大町剛氏と〈デュオ.なちゅれ〉として活動するなど、ソロ、室内楽、オーケストラの各分野で活動。
兵庫芸術文化センター管弦楽団コアメンバーを経て、現在関西フィルハーモニー管弦楽団ヴィオラ奏者。
●日下部杏奈(チェロ)
桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学音楽学部卒業。桐朋オーケストラ・アカデミー、桐朋学園大学研究科修了。
チェロを毛利伯郎氏に師事。 これまでに桐朋学園室内楽演奏会、桐朋学園大学卒業演奏会、
プロジェクトQ第13章等多数の演奏会に出演。第12回日本演奏家コンクール特別賞、
第24回日本クラシックコンクール大学の部第2位(最高位)。ザルツブルク=モーツァルト国際室内楽コンクール2014第1位。
オーケストラ・ジャパン正団員。






