大人気の?奥様シリーズ。
過去のものは↓
でも、今日はそんなにドキドキするところはないかと・・・
結婚したのは僕が32歳で奥さんが31歳。
僕は作曲の仕事は少なく、アルバイトの日々。
で、やっぱり一人前になりたいから
まあ一人前の定義がよく分からないけど
とにかくアルバイトをしなくてもいい状態で
月20万とか30万とか
それくらい稼げるようになってからじゃないと
子どもを育てるなんて無理だし
普通ありえない
と思っていたから
(常識の範囲に入るまでは)
子どもはまだまだ無理だよね~って
奥さんに言っていたみたいです。
奥さんは子どもが欲しかったけど
僕がそう言ったので
子どもがいない人生というのを想定して
「いたら嬉しいけど、いなくてもいい人生とは」を考えて
「子どもとは関わりたいから、別に自分の子どもじゃなくてもいい」ということで
「保育士になろう」って
保育士の勉強を始めたそうです。
たしかに言われてみれば
通信教育で、教科書のようなものが届いて
勉強していました。
大変だったみたいだけど。
でもまさかそんな事を考えた上で始めたなんて
インタビューをして初めて知りました。
でもそしたら
息子を授かったのです。
不安もあったけど、素直に嬉しかったのを覚えています。
まあなんとかなる~って感じで。
ポイントは奥さんの考え方で
「もう一つの人生も見据えている」ところですね。
絶対子どもが欲しい~って執着していないところ!
(僕は結婚の時と同じで結論を下せずいつも先延ばし・・・)
で、「やっぱり二人目欲しいね~」ってなりますよね。
二人目の時は、僕がすごくもう一人欲しいって思っていて・・・
でもなかなか授からなかったのですよね。
思い付くことはいろいろトライ。
奥さんは食べ物とか、体を温めるとか。
それこそ不妊の相談に行ったりして・・・
二人とも執着していたというか
必死になりすぎて
重くて
ストレスがたまっていたと思います。
奥さんもずっと一生懸命だったし。
ついには専門の機関の予約までいれて(混んでて半年先って言われたけど)
そんなある時
「一人っ子でダメなの?」
「一人だって幸せ。こんなにかわいい息子がきてくれたんだからそれで充分」って
奥さんは思ったそうで
「もういいや~」って
子どもを産むために頑張っていたことを
辞めました。
日々の生活の「子どものために」って考えてやっていることを・・・
もうお酒飲んじゃう、とかそんな感じ。
そうやって手放していきました。
(僕は諦めきれなかったけど)
でもそしたらその後に
なんと授かったのです!
二人目の時は特に思いました。
頑張り過ぎないことがいいんだと。
もちろん子どもは授かりものなので
出来る出来ないは、どうしようもできない事ですが
その執着を手放し
今ある幸せに目を向けて
もう一つの人生を受け入れる覚悟ができるかどうか、
それが僕が一番のポイントだと思います。
いや、僕は二人目は本当に諦められなかった・・・
でも、奥さんがそういう感じで力を抜いた時、
僕も、いろいろ考えるのはやめよう~って思ったのはたしかです。
僕の人生
ポイントや転機になる時は
いつも奥さんの考え方や覚悟のおかげですね。
最初の方に書いたけど
保育士を目指した奥さんがどうリトミックにつながるのか、
実は学歴コンプレックスがあったという奥様、
そこらへんのストーリーはまた次回へ。