「狼と香辛料」が帰ってきた | 「晴走雨読」 廣丸豪の読書日記

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廣丸豪(ひろまる・ごう)と言います。日々の読書生活や、気に入った本の感想などを気ままに綴ります。

狼と香辛料

支倉凍砂さんのライト人気ライトノベルシリーズ「狼と香辛料」が刊行されたのは2006年頃だったでしょうか。

舞台設定は中世から近世への変わり目あたりのヨーロッパを思わせる架空世界、ヒロインは狼の化身・ホロ、豊穣の神にして普段は美少女の姿をしています。

もう一人の主人公は行商人のロレンス。貨幣経済の浸透に忘れられた存在となりつつあったホロがひょんなことからロレンスと知り合い、ホロのふるさとの北の町を目指して旅を共にする物語です。

古き良き時代を知るホロがロレンスとともに商業の黎明期のあれこれを経験する、いままでにないテーマのラノベで、私はかなりはまって本編の全17巻は購入して読破、08年からのアニメ・2期全25話もすべて視聴しました。

 

その狼と香辛料のアニメが4月1日よりテレ東で放映されます。

ホロ

それも再放送や2期の続編ではなく、完全リメイク。

声優は小清水亜美さんと福山潤さんで、1期・2期の配役のまま。

第一話の見どころはロレンスの荷馬車の積み荷の毛皮の中から突然現れるホロ、全裸ですが神ですので当然恥ずかしがったりなどしません。ロレンスを見下す、プライド高き賢狼ホロと猫耳少女の見た目のギャップが良い。

小清水さんの声、昔と変わってないなー。

 

アニメ化するには少々地味で難しいテーマ、原作に忠実に作ると1クールは2,3巻分で終わってしまうと思います。

今回はどこまでやってくれるのでしょうか。17巻の大団円まで見たいんですけど。