今年もこの季節がやってきました。
「このミステリーがすごい!(このミス)」「文春ミステリー」「ミステリが読みたい!」がそろい踏み。それぞれの国内ランキング10位までを見るに、3つともランクインしていたのが、辻真先さんの「たかが殺人じゃないか」、阿津川辰海さんの「透明人間は密室に潜む」、綾辻行人さんの「Another2001」、五十嵐律人さんの「法廷遊戯」の4作品。この4つの評価が圧倒的みたいですね。
2つでランクインしているのが「死神の棋譜」「蝉かえる 」の2作品、1つのみが「アンダードッグス」「楽園とは探偵の不在なり」「欺瞞の殺意」「名探偵のはらわた」「暗躍領域」「不穏な眠り」「汚れた手をそこで拭かない」「ワトソン力」「暴虎の牙」「巴里マカロンの謎」「鶴屋南北の殺人」の11作品。
この3つは大体同じような作品が名前を連ねることが多いのですが、今年は上位を除き、例年よりばらついたみたいです。
ちなみに既読は「不穏な眠り」「暴虎の牙」の2作品のみ。
もう1冊、「本格ミステリ」のランキングも発表になってましたが、こちらの方は未チェック、既存3つとは傾向が異なる本格ミステリ指向の作品が選ばれるので、近々確認しようと思っています。
12月4日に「このミステリーがすごい」を購入するため書店に行ったところ、レジ前に今まで見たこともない長蛇の列、皆さん手には「鬼滅の刃」、あまりのことに購入を1日延期しました。