毎年7月に行われる各社文庫本のフェアのうち、「新潮文庫の100冊」は、2013年から全冊読破しています。
ことしの「100冊」は全部で110冊。毎年同じような選本傾向なので、未読のものは今年も30冊程度、その割にはなかなかに手こずりまして、年末ギリギリのこの時期になって、やっと完読しました。
読書の方法としてはどうかなと思うことも無きにしも非ずなのですが、全冊読破を自らに課してこそ、普通なら手に取らない本も読むことになり、思わぬ良本に出会えることにもなるので、これだから読書はやめられない、止まらない。
「読書メーター」に「毎年新潮文庫の100冊を読破する会(通称「新潮部」)」のイベントがたつのですが、こちらの方も7年連続で参加しています。
https://bookmeter.com/events/65110
今年の全冊完読者は私で10人目、別に競争しているわけではないのですが、自分みたいな人がこんなにいるということが、とても励みになります。