ちょうど158回芥川賞受賞作の「おらおらでひとりいぐも」を読了したところでしたが、巷では、第159回芥川賞・直木賞が発表になりました。
直木賞、島本理央さんですか。既読は、あの松潤と有村架純ちゃんで映画になった「ナラタージュ」くらいかな。直木賞というよりも純文学っぽい作品を書く方という印象。受賞作の「ファーストラヴ」は図書館に予約済、手元に届くにはあと1,2ヶ月かかりそうです。
毎回、直木賞発表前に候補作を全部読んで、選考委員の気持ちになって受賞作を予想したいと思っているのですが、今回も全然間に合いませんでした。
候補作の既読は、窪美澄さんの「じっと手を見る」と木下昌輝さんの「宇喜多の楽土」の2冊だけ。でも、多分この2冊ではないなとは思ってました。木下さんは好きな作家さんなのでずっと作品を追っかけているのですが、候補作どまりだったデビュー作の「宇喜多の捨て嫁」がすごすぎて、これを超える作品をと言われてもなかなか難しいように思います。
結果が分かってしまって興味半減ではありますが、受賞作を含む未読の候補作4作、楽しみに読むことにします。