18年6月最終回のアニメ(とても面白かった作品) | 「晴走雨読」 廣丸豪の読書日記

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廣丸豪(ひろまる・ごう)と言います。日々の読書生活や、気に入った本の感想などを気ままに綴ります。

今回最終回を迎えた作品で、とても面白いと思ったのは以下の2作品。

◆ダーリン・イン・ザ・フランキス

フランキス

マグマ燃料の採掘で環境破壊が進んだ地球に、謎の巨大生物「叫竜(きょりゅう)」が出現、人類はフランクスという人型の巨大兵器を開発、操縦するのは男女2名、そのパラサイトと呼ばれるパイロットとして名前を持たない子供たちが集められた。

たっぷり2クール、24話。少年ヒロと少女ゼロツーを中心に、その仲間たちの成長物語的に話は進んでいくのだが、ゼロツーが実は叫竜の血をひく人ならざる者だったり、叫竜が実は自ら体を兵器に進化させた地球の先住民族だったり、フランクスが実は叫竜の構造を利用したものだったり、真の敵は叫竜ではなく宇宙にいたり、指導者が実は敵のスパイだったり。

「新世紀ヱヴァンゲリヲン」や「蒼穹のファフナー」のパクリじゃないかといえばそれまでなのだけど、これはこれで面白い。最終回に向けて、話は感動的に盛り上がりました。

 

◆ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイルオンライン

ガンゲイルオンライン

ードアート・オンライン(SAO)といえば川原礫さんのライトノベル、キリトとアスナが活躍するヴァーチャル・リアリティ(VR)・ゲーム内のバトルアクション、そしてSAOといえば剣技と魔法なのですが、その中で唯一銃器が主役のガンゲイルオンライン、そのスピンアウトものを「キノの旅」の時雨沢恵一さんが書いているという、スピンアウトものとは言え同じ作品を違う作者が書くって、すごく珍しいのではないでしょうか。

バトルはスクワッド・ジャム、バトルロイヤルのチーム戦です。ヒロインの身長180cmの大女、小比類巻香蓮が、ゲーム内ではレンという小柄な少女になって暴れまわる。ゲーム内で知り合った仲間、戦闘狂のピトフーイと、最後は対決することになるのですが、果たしてピトさんのリアルの姿は、、、

ガンマニアの時雨沢さんがノリノリでストーリーを書いた、って感じでしょうか。勢いのある作品でした。