年末恒例、ミステリーランキング | 「晴走雨読」 廣丸豪の読書日記

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廣丸豪(ひろまる・ごう)と言います。日々の読書生活や、気に入った本の感想などを気ままに綴ります。

このミス

 

「このミステリーがすごい!」「ミステリを読みたい!」「本格ミステリ」「文春ミステリー」、出版社各社の年末恒例ミステリーランキングが出そろいました。

各社のベスト10に名前を連ねた作品をみてみました。

 

4社全部にランクインしているのが、「涙香迷宮」(竹本健治)、「真実の10メートル手前」(米澤穂信)、「ジェリーフィッシュは凍らない」(市川憂人)の3作品。

米澤さんはもう常連ですが、竹本さんは超ベテラン久々の登場、市川さんはなんと新人。

 

「屋上の道化たち」(島田荘司)と「聖女の毒杯」(井上真偽)の2作品がが3社。

 

「罪の声」(塩田武士)、「希望荘」(宮部みゆき)、「許されようとは思いません」(芦沢央)、「リボルバー・リリー」(長浦京)、「静かな炎天」(若竹七海)、「おやすみ人面瘡」(白井智之)、「誰も僕を裁けない」(早坂吝)の7作品が2社。

 

「暗幕のゲルニカ」(原田マハ)、「望み」(雫井脩介)、「彼女がエスパーだったころ」(宮内悠介)、「鍵の掛かった男」(有栖川有栖)、「挑戦者たち」(法月綸太郎)、「アメリカ最後の実験」(宮内悠介)、「図書館の殺人」(青崎有吾)、「松谷警部と向島の血」(平石貴樹)、「倒叙の四季」(深水黎一郎)、「半席」(青山文平)の10作品が1社にランクイン。

 

ということで、全部で22作品。ちなみに既読は、「真実の10メートル手前」、「静かな炎天」「誰も僕を裁けない」「暗幕のゲルニカ」「彼女がエスパーだったころ」「鍵の掛かった男」「アメリカ最後の実験」の7作品でした。

残りの15作品、読むぞ!