長門有希の100冊 | 「晴走雨読」 廣丸豪の読書日記

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廣丸豪(ひろまる・ごう)と言います。日々の読書生活や、気に入った本の感想などを気ままに綴ります。


長門有希

長門有希、小説「涼宮ハルヒの憂鬱」で、ハルヒに部室を占拠された文芸部の唯一の部員にして、その正体は、銀河を支配する情報統合思念体が涼宮ハルヒを監視するために送り込んだ、対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェイス。
本線の涼宮ハルヒシリーズは、ファンをほったらかしのまま中途半端で無期中断。もういい加減忘れかかっていたところに、スピンオフものの「長門有希ちゃんの消失」がTVアニメ化されました。
原作が四コマ漫画で、制作も京アニではないので、作品の出来栄えはそれなりでしたが、それでも声優さんは一緒。ハルヒ役の平野綾さん、みくるちゃんの後藤邑子さんは、最近は登場機会がめっきり減っていたので、久しぶりにお声を聴きました。

私は、個人的に、かなり長門有希好きです。彼女の活躍はサブキャラの域を超えていて、「涼宮ハルヒの消失」などは、事実上彼女がヒロインだったと思っています。
長門有希といえば本好き。SOS団の部室(元々は文芸部の部室)の本棚にはたくさんの本が並び、有希ちゃんは、いつもパイプ椅子に座って黙って本のページをめくっていました。
「長門有希の100冊」と呼ばれる書籍リストがあります。部室の本棚にある長門有希の愛読書という設定で、04年に発表されたもので、人類の言語ではない本が2冊入っているので、実際には98作品。
これを読めば、長門有希の頭の中が分かる?
かなり偏った選書で、私の既読書は夢野久作の「ドグラ・マグラ」、アルフレッド・ベスターの「虎よ、虎よ!」、ホーガンの「星を継ぐもの」の3作品だけでした。

3作ともかなり印象的な、すごい作品でした。
残り95冊、読破は絶対に無理と思うけど、ボチボチ読んでいきたいと思います。