球磨郡多良木町黒肥地の

大久保大地をめぐる遺跡群の一つにある従来縄文後期の御領式土器を出土する事が

知られていた「軍野」(いくさの)遺跡から出土した「獣形土偶」を御紹介します。

 

多良木町史より

 

 

「獣形土偶」 わんちゃんの土偶です!

エジプトやメソポタミアの遺跡から出土したものではありません(ー_ー)!!

熊本県球磨郡多良木町から出土した縄文時代に作られた「わんちゃんの土偶」です。

優美な姿をご堪能下さい(..)

 

 

 

 

本文全体を御紹介(..)

 

 

多良木町史より 抜粋してまとめました。

大久保大地をめぐる遺跡群の一つにある従来縄文後期の御領式土器を出土する事が

知られていた「軍野」(いくさの)遺跡から出土した。

「獣形土偶」は全国的にも珍しいものである。

写真でも解る通り、肩部以下を欠いでいる為、全体の姿が解らないが、他に類をみない相貌を呈している。

鼻が長く、尖端はカマボコの断面状をなし、鼻孔がならぶ。

口は深く切れ込み、あごが張り、耳は大きくめくれ、まるで洋犬の耳をおもわしめる。

しかも、耳の上にあらわす。

首は長く胸の辺りに二重の三角文様を描き、正面からみると頭をややかたむけている。

全体に焼質が良く、研磨された黒褐色を呈しおそらく御領式土器に伴ったのであろう。

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球磨の縄文時代の方々の美意識の素晴らしさに脱帽しました。

\(^o^)/