緊急事態宣言が発令されてから1ヶ月以上が経ちました。そこから、ほぼ在宅ワークをしていますのでおおむね1か月間、自宅で仕事したり、家の片づけをしたりしながら過ごしていることになります。

 

 

自宅では、朝起きて、情報番組を見ながしながら家族の朝ごはんやお弁当を作りつつ、メールやWEB会議で仕事をこなすといった毎日です。

 

 

さらにその合間に家の片づけや普段できないところの大掃除などをしています。

 

これまでは、毎月の多くの時間をお客様訪問のためや工場訪問のための出張をしており、ほとんどテレビを見る時間もありませんでしたし、見ても楽しいと思いませんでした。

 



改めて日中テレビをつけっぱなしにしていますと新しい発見があったりします。

 

このコロナの時代を反映しているのか、「通販の時間」がやたら多いような気がします。しかも、思わず買いそうになってしまうのが不思議です。

 

 

あと、夜の番組では料理ネタが増えたような気がします。

 

私自身も毎日自炊をするようになって料理の作り方や味のつけ方に興味を持つようになりましたのでついつい見てしまいますし、さきほどの通販サイトでも料理系のものはついつい購入してしまいます。やはりこれも新型コロナウイルスの影響なのかもしれません。

 

 

そんな中、毎週見ていた大河ドラマ「麒麟がくる」が昨日最終回を迎え、終わってしまいました。

 

毎年大河ドラマは、見ているのですが、今回の麒麟がくるは面白かったです。

 

明智光秀という少し謎の多い、それでいて非常に有名な武将を主役にすることでドラマと歴史考察の交わった作品を見ることができ、非常に楽しめました。

 

小さい頃は、「明智光秀=裏切者」みたいに単純に受け取っていましたが、大人になり、いろんな本を読むうちにすごく興味を持っていました。

 

特に明智憲三郎氏の本などを読んでいますと小さい頃に読んだ歴史の本とはまったく違うことが書いてあり、いったい真実はどうだったんだろうと興味津々でした。

 

 

明智光秀と徳川家康、細川藤孝との微妙な関係もこれらの新しい本と近い描かれ方がしており、「ほほう」と思ったり、最後の「明智光秀生存説」を匂わせるエンディングは、歴史好きをくすぐる終わり方で印象的でした。

 

真田丸や龍馬伝も面白かったのですが、今回はそれを上回るくらいに良かったです。

 

あくまで私個人的な見解ではありますが、大河ドラマの主役は歴史上の男性の方が面白いと思っています。

 

どうしても昔の日本は、男尊女卑の傾向にありましたから女性を主役にしようとするとフィクションの要素が強すぎる傾向になってしまいます。「江 ~姫たちの戦国~」とか「おんな城主直虎」などは、どうしてもストーリーに無理があったように思えました。

 

最近、某お偉いさんが男尊女卑的な発言をして、世界からバッシングを受けていますが、少なくとも戦前までは日本にはそういう風潮があったと思いますので、フィクションと歴史上の事実の絶妙なバランスを保つのは難しいように思えます。

 


そういう意味では、個人的には卑弥呼とか推古天皇を主役にした大河ドラマができたらいいのになんて思ったりします。

 

今後、渋沢栄一、北条義時と続くようですが、また今回と違った新しいドラマに期待したいと思います。