昨日は、広島でお客様との忘年会に参加し、本日お昼頃帰って参りました。
広島での夜は、久しぶりで楽しかったです。まずは広島名物のかき鍋を頂きつつ、うなぎも頂きました。あれだけのかきを入れた鍋を頂いたのは初めてだと思います。思いっきりかきを堪能しました。
そのあとは、サパークラブという暖炉のあるお店で中継ぎをしたあとダーツバーでダーツを楽しみました。どのお店での会話も楽しい会話でまさに忘年会にふさわしい夜でした。
本当なら本日は、平和記念公園でも訪問しようかと思っていたのですが、本日、明日と行われている衣料品などのバーゲンに行くために神戸まで戻らなければならずそのまま戻って参りました。
これで今年の出張、忘年会は全て終了し、あとは月曜日、大阪近郊のお客様へのあいさつ回りと散髪、歯医者などを済ませれば全日程終了といったところです。
さて、本日は海上自衛隊用語第32回手旗信号です。
海上自衛隊の護衛艦では「手旗信号」という方法で艦船同士の連絡をすることがあります。実際の部隊では主に航海科の隊員が行うことが多いのですが、原則として全員の必須科目でもあり教育機関では必ず手旗信号の授業があります。
手旗信号は1893年、当時の海軍で考案されました。この手旗信号はカタカナの裏文字を両手を使って書きます。例外として「ス」だけは「ヌ」と間違えやすいためか漢字の「寸」と書きます。その後、海軍から商船でも海軍の手旗信号に準じた方法で使用することになり、「日本船舶手旗信号法」として定められました。戦後、海軍はなくなりましたが運輸省の告示で「日本船舶信号法」(発光信号などとまとめたもの)が制定され、現在も船舶信号として採用されています。
現在では、いろんな通信手段が発達していて、一般の商船や漁船ではあまり使っている人はいないようですが、先にも書きましたように海上自衛官では全員が必須の授業ですので、一般的なスピードでのやり取りは全員ができます。
この手旗信号を教わった際にまず必ず覚えさせられたのが「タ・ス・ケ・テ」です。まず、何かトラブルがあったときにこれだけでもできればかなり有効だからです。
よく教育期間中の土日の外出の際に車道の向こうを歩く同期生なんかと手旗信号で「カ・ワ・イ・イ・コ・ハ・ツ・ケ・ン」などと送ったりして遊んだものです。
これと同じく、モールス信号や発光信号などでもまず「S・O・S」だけは最初に習い、覚えたものです。このモールス信号や発光信号も合コンなんかでこっそり女の子たちにばれないように同期生とテーブルを「コン・ココン・コン・コン・コン・・・」とこっそり叩いて会話なんかしたものです。
今では一部忘れてしまいましたが、ゆっくりやれば思い出すかもしれません。但し、「タ・ス・ケ・テ」と「S・O・S」だけはやめてから19年経った今でも忘れることができません。こんな信号を使う必要がないことを祈りつつ、2017年最後の週を迎えたいと思います。
さて、我が家のおすしは今日ものんびり私の椅子を占領して昼寝したり、あちこちでごろごろ、ごろごろ。師走という言葉がまったくあてはまらない生活を送っております。それでは、皆さんも良い週末を。