昨日は、カリカリマシーンに次ぐ新兵器、キャットタワーを作ってみました。元々猫は高いところが好きということなんですが、我が家のおすしは登るのは登るんですが、なんかどんくさいんです。もたもた登って、もたもた下りてくる。とても1歳未満の健康な猫とは思えない動きの鈍さ。そういえば、どことなく最近は少し太ったような気もします。

 

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さて、今日は海上自衛隊用語の第14回「しこせきだん」です。以前、お話ししましたように自衛隊に入隊後は、まず健康診断などがあり、それらをクリアしてはじめて正式採用となります。正式採用となると宣誓文に署名したりした後、「自衛官の心構え」というものを最初に配布されます。

 

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この自衛官の心構えには大きく5つのことが書かれています。

 

「使命の自覚」

祖先より受けつぎ、これを充実発展せしめて次の世代に伝える日本の国、その国民と国土を外部の侵略から守る。

自由と責任の上に築かれる国民生活の平和と秩序を守る。

 

「個人の充実」

積極的でかたよりのない立派な社会人としての性格の形成に努め、正しい判断力を養う。

知性、自発率先、信頼性及び体力等の諸要素について、ひろく調和のとれた個性を伸展する。

 

「責任の遂行」

勇気と忍耐をもって、責任の命ずるところ、身をていして任務を遂行する。

僚友互いにに真愛の情をもって結び、公に奉ずる心を基とし、その持ち場を守り抜く。

 

「規律の厳守」

規律を部隊の生命とし、法律の遵守と命令に対する服従は、誠実厳正に行う。

命令を適切にするとともに、自覚に基づく積極的な服従の習性を育成する。

 

「団結の強化」

卓越した統率と情味ある統合のなかに、苦難と試練に耐える集団としての確信をつちかう。

陸、海、空、心を一にして精強に励み、祖国と民族の存立のため、全力を尽くしてその負託にこたえる。

 

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この5つや別で紹介しますが、五省と呼ばれるものを毎晩自習時間終了時などに唱和したりするんですが、いろいろな面接などの際にも尋ねられたりすることがあるんです。そんなときに緊張して思い出せなくなったりしないようにそれぞれの頭文字を取って「しこせきだん」と覚えるんです。

 

今回、あらためてブログを書くにあたって内容を複写していますと自衛官として当たり前のことが記載されているとはいえ、なかなか行動をともなわせるには難しいことが書いてあるなと感じました。

 

そういえば、昨日以前防衛大臣をされていた中谷元議員のパーティーに参加させて頂きました。えてして現場の自衛官は、安全で涼しいところから無理な命令を出す人には心の中で抵抗があるもんなんですが、中谷議員はレンジャー部隊というもっとも厳しい部隊に所属した元自衛官でなかなかすごい方でした。最近もフルマラソンを完走したとのことでしたが、議員をしながら、また私よりも一回り以上も年齢が上にも関わらず日々鍛錬をされているんだと思うと頭が下がります。きっと、自衛官をやめてからも5つの心構えは忘れてないんだななんて思いました。

 

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私もこの自衛官の心構えをたまには読んで、見習いたいものだと思いましたので今日はちょっぴり泳いでから飲みに出たいと思います。ほなな。