藤井風くんのSuchmosへの思いに感動!! “HELP EVER ARENA TOUR”
昨日は、KNOW NO LIMIT 2021が終わったら急いで帰宅し、代々木第一体育館での藤井風 “HELP EVER ARENA TOUR”のインターネット配信を観ました。
ライブは17時スタートだったけれど、帰宅したのが18時前。すでに1時間近く経過してしまっていました。
玄関に入ると、先に視聴を始めていた妻のスマートフォンから、風くんの歌声が聞こえてきました。
「すっごくいいよー!!」と妻の声。
急いでリビングに向かい、一緒にライブを見始めました。
ちょうど「特にない」が始まったところ。曲に合わせてフィンガー・ピック。
風くんは自信にあふれた表情で、楽しそうに歌っていました。
すでにライブは後半でしたが「青春病」「さよならべいべ」「帰ろう」といった大好きな曲が聞けたのでラッキー。
でもいちばん胸にズン!ときたのは、メンバー紹介のとき。
この日のバンドメンバーでギター担当は、SuchmosのTAIKING。
Suchmosは大好きなバンドで、ライブには何度も行きました。去年の春には毎回ゲストを招いてのライブツアーが予定されていて、僕はMr.Childrenと松任谷由美がゲストの回のチケットを確保していました。
ところがコロナ禍のため、ツアーは中止。チケットは幻となってしまいました。
そして今年の2月にSuchmosは突然の活動休止。いったいなぜ!?
さらに追い討ちをかけるように、もっと悲しいことが!それはメンバーでベーシストのHSUさんが、10月に亡くなったこと。まだ32歳の若さでした。
昨年からSuchmosファンにとっては、何ともやるせない日々が続いていました。
そんな中、昨日の風くんのライブでのメンバー紹介の場面。最初に風くんが紹介したのが、
「ギター、TAIKING!from Suchmos!!」
Suchmosのメンバーであることをしっかり伝えてくれたことに、まずはグッときました。
続くメンバー紹介の演奏は、なじみのあるギターのリフ!
ワオ!Suchmosの“STAY TUNE”じゃないか!!
妻と二人で盛り上がりました。
さらに全メンバーを紹介し終えた後、風くんは“STAY TUNE”のサビの部分をワンフレーズだけだけど歌ってくれたのです!
これには鳥肌が立ちました!
感極まった妻は泣いていました。
僕はこれが、風くんからのSuchmosへのエール、そしてHSUさんへの追悼だと思いました。
こんな格好良くて、それでいて心のこもった気遣いができる風くんに感動し、ますます彼のファンになってしまいました。
ラストの「旅路」も素晴らしかった!
最初、アーカイブのない配信ライブで5000円は高いなあ、と感じていましたが、とんでもない!
途中からの視聴だったにも関わらず、価格以上の価値のある、風くんの思いのこもった素敵なライブでした。
いつかリアルで観に行きたいなあ。