Original Love 30th Anyversary Tour at 中野サンプラザ
先週の土曜日は、中野サンプラザでOriginal Loveのコンサートでした。
4月に田島貴男さんの弾き語りライブを聴き、今回はOriginal Loveとしてのバンド編成での演奏。
Original Loveとしては、今年がデビュー30周年。僕はほぼデビュー当時からのファンなので、30年もファンを続けてきたことに感慨深いものがあります。
今回は取れた座席が思いがけず良い場所。何と1階席の前から4列目!ステージに向かって右寄りではありましたが、それでも十分にステージに近い場所。しかも通路に面した座席だったので、車椅子からの移乗も可能です。
問題は僕は立つことができないので、コンサートが始まって周りの観客が立ち上がると、ステージが見えなくなってしまうこと。でも今回は意外なメリットがありました。
このコンサートでもウイルス感染拡大防止のため、入場前の検温、手指消毒、そして座席は間隔を空けての間引き設定になっていました。この席の間引きが、1席おきではなく、さらに慎重を期すために、3〜4席空けだったのです。そのため、僕の席からステージまでの間に、まるでモーゼの十戒のクライマックスみたいに空間があり、座ったままでもステージが見えたのです!!
おお、音楽の神よ!この恵みに感謝します!!
「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の相田ケンスケのセリフを借りるなら、
「コロナ禍も悪いことばかりじゃない」
おかげでコンサートを存分に楽しめました。
30周年記念ということで、オープニングの「it's a Wonderful World」から始まり「ラヴァーマン」「DEEP FRENCHKISS」と往年の名曲のオンパレード。
飛沫感染防止のため観客は全員マスクをしていますが、歓声は禁止。なので声援の代わりに拍手を送ります。どの曲になっても拍手は止みません。
ライブの中では、この日がお披露目となる新曲「Dreams」が演奏されました。
名曲中の名曲、「接吻」「朝日のあたる道」でステージも観客も最高潮!
田島さんの声も絶好調でした。
アンコールにも応えてくれ、終わってみれば2時間を超える充実の内容。
やはりリアルのライブは何ものにも代え難い時間と空間です。
早くマスクをはずして、ステージと観客が一緒に大声で歌える日が再び戻ってくることを願って止みません。
【バンドメンバー・キーボードの河合代介さんのTwitterより】