私なりの考え方を書いてみます。
正解かどうかはご家庭によるかと思います。志望校やお子さんのタイプなどにより異なるかと。
基本的な方針が変わらなければ、学校の求める生徒像は、年によって大きく変わる事はないと思います。
(校長が変わったりすると要注意でしょうけど)
従って各校出題に傾向があるのは確かですが、傾向は変わる事もあるので、過信は禁物と思います。
基本方針が変わらなくとも、退官などで作問者が変わる可能性もあります。
基本戦略としては、学力を合格ライン以上にして、その上でその学校の形式に対応出来るように調整するのが、王道だと思います。
偏差値は足りて無いけど過去問やりこんで特化する、と言うのは傾向変わったらアウトなので、リスキーだと思います。
どんな問題が出てもどんな体調になろうと合格ラインを越える学力、80%ラインのさらにその上の実力を付けるのが本筋で、傾向と対策はそれ前提のプラスアルファだと考えます。
・点数
まず、点数はあまり気にしない方が良いと思います。
やる意味としては、まずは形式に慣れる事と、彼我の距離感というか、本番までに仕上げないといけないレベルを体感するという事じゃないかと思います。
点が取れていたとしても、どこかのテキストでやってて初見じゃなかった可能性も多分にある(難関校ならむしろ、どこかの年度の何問かをSAPIOなどで見たことあるはずですし、そのものでなくても良問なら類題を見てる可能性は高い)し、合格最低点も平均点も過去の集団での話なので、同学年のものとは違います。同学年での合格ラインは過去より上がるかもですし。過信は禁物です。
逆に点が取れてなくても、SOなどで悪くないのなら、早い時期に取れてないのはそんなに気にしなくても良いように思います。
夏秋くらいのタイミングで届いてなくても、大した問題ではないというか、届いてない人の方が多いんだろうと思います。
本番までに間に合えば良いので。
何度も同じ過去問に当たった場合、2回目以降に点が伸びるのは当然で、むしろ伸びないのなら直し方に問題があると思います。2回目は記述と捨て問以外は時間内で満点目指すつもりで、直しをやるべきですよね。
なので、何回かやって合格最低点超えても全く意味無いと思います。1回目でもあんま意味ないと思いますが(理由前述)
と言うか時間が勿体ないので、うちは基本的に一回しかやってません。解けた問題までもう一度やる位なら、他にもっと有益な勉強があると思います。
親が安心したいが為に同じ過去問繰り返して点を取るのは、止めるべきかと。
(後述でもう少し触れます)
一方、過去問ではなく冠模試の判定は、確実に初見で同学年内の判定なので、ある程度信用出来ると思います。
とはいえ、まあ形式に対する不慣れもありますし、SOが悪くないのであれば、これも悪かったからといってそんなに気にしなくても良いんじゃないでしょうか。
気になるでしょうけど。
他塾も含めて何度か受けてみれば、実力があるなら慣れれば上がってくると思います。
(但し勿論、相性はありますね。)
•直し方
満点を目指す必要性はないので、全部解けるようになる必要は無いと思っています。
合格者の殆ども解けなかったような難問奇問には、こだわる必要はないでしょう。
それらの解説読むのももちろん意味はありますが、それよりも合否を分ける問題、もう少しで取れた問題を確実に解ける様にする事に、注力すべきだと思います。
取れた問題も、よりよい解法があれば、もちろんそれも理解して使えるようにすべきですが、全部を再度やる事にはあまり意味があるようには思いません。
(これは異論があるかも知れません。後述「何回やるか」とも重複しています。学校の傾向によっては、意味があるかも)
理社においては、失点したところ「だけ」知識が抜けてた、なんて事はある訳ないと思っています。
間違いを直すだけでなく、周辺にも穴があるはずなので、周辺知識も合わせて確認して、必要ならまとめノートにまとめ直したりするべきかと。
・年数
ウチは第一志望は10年、第二志望は5回分やったかな?
第三志望はウチは栄東だったので、東大特待は年内に2~3年、Aは直前に1~2年だったかな。
傾向が特殊なら多めにやるのもありだと思いますが、あまり遡ると傾向が違う可能性(作問者の退官など含め)もあると思います。
・何回やるか
繰り返しやる意味があるかどうかは、学校(というか問題の傾向)による、と思います。
強い傾向というか似たような問題が出るのであれば繰り返しやっても良いと思いますが、初見の見た事も無いような問題への対応力は、同じ問題を繰り返しやってもつかないと思います。
ウチは基本的に1回しかやってません。
第一志望の国語の記述だけは、記述の型を身に付ける意味で、サピで添削してもらった後で(足りないものや誤読を理解した上で)、もう一度清書しなおしたものを、再度添削してもらいました。
例えば海城が第一志望の場合は、社会の記述も清書の添削をやって貰った方が良いかも知れないですね。