ちきりんさんセミナー(@ブックファースト新宿) | 晴耕雨読な日々をめざす日記。

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6月1日にちきりんさんの新刊本 「世界を歩いて考えよう」の出版記念講演会に行ってきた。

印象に残ったことをいくつか。

「日本ほどいい国は無い。なのに、何故に海外へ行く?」という切り口から話が始まった。


①考える材料がたくさんある。

・時刻表(3分に1回電車が来るような日本の地下鉄の時刻表に類するものは海外には存在しない)


・国産車、輸入車(外車)、という概念 (自分の国に車のメーカーがあること自体が、海外ではあまりない。海外では、自国に車メーカーが無い国がほとんどで、走っている車は全て輸入車であり、中古車)


・新車、中古車という概念(上にも書いたとおり。海外では中古車が普通。新車と中古車の値段の開きは海外では、驚愕らしい。)


等々・・・海外旅行に行って、アレ食べた、ココ訪問した・・・で今まで終わっていたわたし。マナビ、は全くない。わたしの場合・・・


②発送が自由になる。

・普通、なんて存在しない。

・日本のやり方に必然性無し。


・・・ついつい、私は「普通は、こうで~」なんてよく言ってしまう。


③生きるチカラがつく。

・母国では問題解決簡単。旅先における社会の弱者として問題どう解決するのか。

・結局、「なんとかなる。」という実体験。

・緊急時に必要なのは「笑うチカラ」


・・・大学時代、旅先で救急車に乗るハメになったことがわたしにはあるのだが、本当に社会の弱者そして何とかなる。ってのを実感したことを思い出した。

・・・なんと、救急車に乗って病院に運ばれたのだが、大したことがなく、ひととおりの診察が終わったあと、「帰っていいよ」と言われ、どうやって帰っていいかわからなかったので、病院の駐車場で全く見知らぬ人に声をかけて、送ってもらったことがあるのだ・・・(英国)


④知識と現実つながる。

・ニュースで報道されていたこと、がリアルに実感。


こんな感じの話が披露されたのだが、話が判り易く、ウケも狙いつつ、で時間があっという間に過ぎたのだ。


質疑応答で印象に残ったことといえば、

「社会派旅行するにはどうすればいいですか?」

・行く前に問題意識もつ。

・その国について書かれたものを読む。


帰りにさっそく、3週間後に控えた、スイス旅行のための、スイスにまつわる本を購入。

地球の歩き方やるるぶ、以外の本を旅行前に買うのは今回が初めて。


「旅行先に必ず持っていくもの、必ず行くところ」

・洗い桶(洗面器より小さいお湯をかけるためのもの)

シャワー固定の外国では威力バツグンなんだそうだ。

・必ず行くところは、スーパーと交通システム試すこと。


個人的に一番ウケたのは、

「社会派旅行なら、今だったらギリシャでしょう。」

確かに・・・失業率が異様に高かったり、銀行がどうなっちゃうんだろ、でタンス預金したり、国家の危機なのに、なんか呑気な雰囲気すら感じるこの国。気になります。


写真は参加者全員に配られたサイン入りポストカードです。