二兎を追う者は一兎をも得ず」
本当に、そうなの?
「踊りで生きるしかない!」そう決めたのは、娘が2歳半の頃でした。
離婚を機に悩む女性は多く、最近は男性も多いいかな?
年金が女性にも、もらえる制度ができて熟年離婚が増えた感じがします。
私の場合は、子供が幼く、
「子育てしながらダンスで身を立てるなんて無理だ」「二刀流なんてできない」「九州に帰ってくれば、生活の心配はいらない」と、両親に猛反対され、決断した回答は一年の期間で娘を育てる環境を整えることと、後追いして泣きまくるので娘に会うな!
駄目なら九州に帰れと、覚悟しての決断。
覚悟を決めてからは日々練習と勉強。
自由が丘のスタジオで、もう母乳はでなくなっているのに、子供の泣き声を聞くと胸が張る!涙が出る!😭
そんなときは練習をして、疲れさせることでネガディブな考えがなくなり甘えなど許されず、一年で教師資格をとり、娘を迎える住居も整えた。
今は娘は27歳。理学療法士として、自分の道をしっかり歩いています。
振り返れば私は、社交ダンスだけを踊ってきたわけではありません。
今は車いすダンスの振付け指導もしています。
代表作のひとつが4人フォーメーションの「情熱大陸」
そして杉本彩さんの「カルメン」。
誰ひとり、同じ振付けではありません。
その人の身体の特性、個性、できること、そして「その人らしさ」を見ながら、まるで料理をするように、その場にある材料で一皿の作品を作る。
4人なら4人のフォーメーション。
情熱大陸の曲で、見知らぬひとたちが、少しずつ歩みより、4人ラウンドでひとつになる。


そして、「カルメン」は車いすダンスの振り付け師をさがされていた杉本彩さんとの出会い。
彼女のイメージは、椅子に座って、いきなり大股開きで悶える。
私にはないキャラ、色気がないので苦戦しました。😂
しかし、カルメンの振り付けしながらイメージが湧くので勉強になりました。
また杉本彩さんも、踊れば踊るほど自分の中にはいってくると、踊り手と振り付け師の波長共鳴です。
型にはめるのではなく、「どうしたら、この人だからこそできる表現になるのか?」
そこから振付けを生み出します。
それは、今までの社交ダンス経験から得たものでダンスだけでなく、人としてのステージが高いほど素晴らしい作品になると、実感しています。
こうやって、ラッキーにもダンスができている感謝で、死ぬまで、社会に何かを返すために与えてもらったもの。
報酬は「喜び」。そう思って、ずっと動いてきました。
でも最近、ふと思います。
「奉仕の心」だけでは、動き続けることはできないのかもしれない。
交通費もかかる。
衣装にもお金がかかる。
遠方へ行けば宿泊費もかかる。
10月11日の山口大会も、自分で交通費を負担して向かいます。
だからといって、社会貢献をやめたいわけではありません。
むしろ、これからも続けていきたい。
だからこそ、きちんと活動を続けていける形も考えていかなければならない。
そして、いつか必ず叶えたいことがあります。
私を育ててくれた九州のダンス関係者の皆さん。
そして何より、何があっても私の味方でいてくれて、娘を育てながら、ずっと私を見守ってくれた母に恩返しをしたい。
九州の老人ホームへ行って、ダンスを踊って、歌を歌って、皆さんの笑顔を見たい。
まだ、達成できていません。
でも、いつか必ず、、、
もしドラえもんの「どこでもドア」があったら、今すぐ九州の老人ホームへ行って、「湘南ラブソング」を歌いたい!🎶
そして、みんなの笑顔が見たい!😊
遠回りでもいい。
不器用でもいい。
あの時、娘も、踊りも、どちらも諦めなかった。
だから今の私がいる。
二兎を追ったからこそ、出会えた人生がある。
あの頃の自分に、今なら言えます。
「無駄じゃなかったよ。」
そして、これからも踊ります。
歌います。
私を育ててくれた人たちへの恩返しができる、その日まで。
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