彼は12日、わたくしは10日と、そして車椅子ダンスのパートナーとして、数々の国内や海外戦をこなし、今はデモンストレーションや講習会を中心に活動して十年の月日がたちました。
彼はパートナーといっても、生徒さんでもあり、リハビリをかねてスタジオにいらしてレッスンしています。
彼の病気はミオパチーといいます。
ミオパチーとは?
「Myo-(筋肉)」と「-pathy(病、苦痛)」からなる単語であり、一般的には筋肉の疾患の総称を指し、非常に多くの病気を含んでいます。
筋疾患の症状の大半は、筋肉(骨格筋)が萎縮することによっておこる筋力の低下であり、スタジオにいらしたばかりの頃は、まだ歩かれてましたが、この10年歳月で車椅子で動くようになってしまいました。
ただ、彼が定期的に検査にいっている病院では、数値が変わらず、むしろ筋肉がついてしっかりしているのが、お医者さまから不思議がられているそうです。
もしダンスをやっていなければ、歩けないどころか寝たっきりになってしまったかもしれないと、あらためてダンスが健康いじだけでなく、障害者の方にはリハビリテーションになっていると実感しています。

サプライズで、お祝いにいただいたお花ですが、今まで誕生日にお互いプレゼントを渡してました。
もう、この10年で気遣いは終わりにしましょうと、今日はお食事にお招きいただきました。

記念写真をとりました。

ベラルーシでの世界戦。
現役ダンサーでありながら、車椅子ダンスもやれたことは、とてもラッキーだと思います。
また、10年も踊れるパートナーとの出会いに感謝、感謝です。