車椅子ダンスパートナー10周年記念を迎え。 | ヒローネ日記

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ヒローネが思うことを綴ってます。

今月はお互いが、11月生まれ。
彼は12日、わたくしは10日と、そして車椅子ダンスのパートナーとして、数々の国内や海外戦をこなし、今はデモンストレーションや講習会を中心に活動して十年の月日がたちました。

彼はパートナーといっても、生徒さんでもあり、リハビリをかねてスタジオにいらしてレッスンしています。

彼の病気はミオパチーといいます。
ミオパチーとは?
「Myo-(筋肉)」と「-pathy(病、苦痛)」からなる単語であり、一般的には筋肉の疾患の総称を指し、非常に多くの病気を含んでいます。
筋疾患の症状の大半は、筋肉(骨格筋)が萎縮することによっておこる筋力の低下であり、スタジオにいらしたばかりの頃は、まだ歩かれてましたが、この10年歳月で車椅子で動くようになってしまいました。

ただ、彼が定期的に検査にいっている病院では、数値が変わらず、むしろ筋肉がついてしっかりしているのが、お医者さまから不思議がられているそうです。

もしダンスをやっていなければ、歩けないどころか寝たっきりになってしまったかもしれないと、あらためてダンスが健康いじだけでなく、障害者の方にはリハビリテーションになっていると実感しています。




サプライズで、お祝いにいただいたお花ですが、今まで誕生日にお互いプレゼントを渡してました。
もう、この10年で気遣いは終わりにしましょうと、今日はお食事にお招きいただきました。




記念写真をとりました。



ベラルーシでの世界戦。
現役ダンサーでありながら、車椅子ダンスもやれたことは、とてもラッキーだと思います。

また、10年も踊れるパートナーとの出会いに感謝、感謝です。