スマホをアップデートした事でパスワードがすっかりわからなくなりずっとログインできなかった自身のブログにやっとログイン出来たことをご報告致します。



お久しぶりです。


Twitter140文字に慣れに慣れまくった私は一体どうやってブログを書いていたのか思い出せません!



現在参加中の「ファントム」カンパニー。

濃厚な歌稽古を経ていよいよ明日から立ち稽古へ。



舞台となるのは世紀末の狂騒と発展、新たな芸術の可能性に魅せられたベル・エポック時代のパリ。

ベル・エポックと言えば頭に浮かぶのはちょっとイケイケなパーティーでPON PON PONされがちなあの花柄のシャンパンですが、あのパッケージのようなお花や植物を模したアール・ヌーヴォーなガラスの建築物や華やかな建物が次々に建てられ、エッフェル塔が建っちゃったりなんかして、発展が発展しまくってもう間も無く地下鉄まで出来ちゃうよ〜んな感じで、ヨーロッパ中から芸術家が集い、ざっくり言うとドビュッシーとかピカソとかガウディとかに街ですれ違えるかもしれないPON PON PONな時代ですざっくり言うと。


中でもすごかったのは豪華絢爛な装飾とその華やかさでパリの人々の憧れof憧れとなったオペラ座の出現。


大衆たちも演劇や芸術に魅了され、お美しいこと、おセンスのいいこと、そういったものに興味関心があること!そんな私!パリな私!に対してとんでもなく当たり前にステータスを感じていた世の中。



とここまでは私の勝手な19世紀末のパリのイメージなので全然違ったら申し訳なく、さらにはお城田さんが「ちょいと全然違う時間軸で演出しまーす!」とか言って(言わないと思う)近未来の話とかになっていたら(ならないと思う)それはそれでごめんなさい。



皆さまよくご存知のアンドリュー・ロイド=ウェバー版の「オペラ座の怪人」と「ファントム」は原作の小説は同じでありながら、ストーリーの運びや登場人物やそもそも楽曲が全然違う別の作品だと思っていただいて大丈夫です。



ところでロイドとウェバーの間の=はどんな意味なのでしょう。

無知すぎて今さら誰にも聞けずにいます。



それはさておき、過去に日本で何度も上演されている「ファントム」ですが、私は初参加、ファントム初心者ですので、怪人とそれに絡み合う登場人物の描かれ方やこの作品の持つ可能性に目から火花が出そうな、いや違うな、なんて言うんだろう、目から鳩が飛び出るような?いや、とても目から、驚いております。



まだ立ち稽古も始まっていないのに何言ってるんだろ?とお思いですね、自分でも思うのですが、今作のカンパニーメンバーはなかなかの強者揃いで、もう普通に息してるだけでは私消えて無くなってしまいそうな濃い方々の集まりで、歌稽古の時点で二回くらい消えてなくなって蘇生しました。



今回すごいことを実現させようとしている演出家城田氏のディレクションは、もう気合いがマグマのようで、目の奥の奥まで燃えていて、今までプライベートでは聞いたことないほど声がデカイです。身体の大きさにあった声の大きさです。きっとすでに期待と興奮とさまざまなアレで胃腸の働きは二割くらいみたいな顔をしています。愛おしいですね。


その他クリエイターやスタッフ陣ももうすぐ秋とは思えぬ汗をじゃんじゃんかきながら熱い思いで作品に取り組んでおります。



そんなかなり気合いの入ったカンパニーでお送りします「新・ファントム」。

この一員に選んでもらった意味を見出し、具現化し、昇華させて、皆様をビックリさせたのち、最終的に花火となってオペラ座の夜に散りたいと思います。PAN〜!



そして、今日、追加公演の発表がありました。

チケットを諦めていた方も、是非是非もう一度公式HPをご確認くださいませ!


『ファントム』2019



写真は、

「思いがけない色の台本が来た」の図です。