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気づけば、、
始まっておりました!
『ミス・サイゴン』プレビュー公演!

プレビューといえども、私たちは初日のつもりで、稽古→舞台稽古と歩んで参りました。


魂が削られるような作品、そして連日のハードな稽古でボロボロですが、皆様にベストな状態を観ていただきたい!という一心で頑張っています。


ミス・サイゴンは私が何よりも一番出たいと思っていたミュージカル。

2012年度版のオーディションに受かったとき、どれほど嬉しくて飛び上がったか、、

今でもあの時の気持ちを思い出すと、身体が熱くなります。


辛いことも、悲しくなることも、投げ出したくなることもたくさんありますが、それより、この作品に参加させていただける喜びが勝る以上、わたしは全力で駆け抜けることを誓います。


ミス・サイゴンのステージは照明が暗く、もちろん客席も真っ暗で、スモークもたくさん焚かれていて、ステージ上から初めてお客様を感じられる瞬間は、

トゥイの死のシーン、「時がきたー!」でバックからライトががーーーん!とつく瞬間です。


客席がすべて照らされ、こんなにもたくさんの方がいま劇場を包んでいるのか、、

あたしは今あの帝劇に立っているのか、、


そう思うと、ぐっと涙がこみ上げてきました。


本初日まであとわずか。

まだまだ改善できるところはたくさん。


ほとんどのキャストが、朝から晩までリハーサル、本番を繰り返しています。


こんな現場に入れるのも、これが最初で最後かも。


ちぎれそうな限界の状態の中で生まれる「何か」に期待して、明日も頑張るぞ!!


最後に、、

我々よりはるかに厳しい状態の中、連日全力で支えてくれている裏方スタッフの皆さまに最大の感謝を。