本日もフルモンティへお越しくださいまして誠にありがとうございます。
福田えりちゃんと、なんだか写り込んでしまった猫耳のわたしです。
平日の昼公演がこんなに満席で大盛り上がりだなんて、日本捨てたもんじゃないな。と思っている次第です。
カーテンコールでのお客さまの笑顔と、終演後にみんなに楽しかったわーーー!って言ってもらえることが明日へのエネルギー。
本当に嬉しくて嬉しくて、からだは疲れてるのに脳が興奮しています。
出演者も、スタッフも、お客さまも最高に最高なメンバーですが、私は毎日家に帰る電車の中で、
やっぱ、演出家の福田雄一さんすごすぎるな。
と毎日毎日思っています。
毎日毎日すごいな、と思いすぎて夢に出てくてきてうなされるくらいです、毎日お会いしているのに。
尊敬の念を越えて、なんか一周回ってどーでもいいわ!と思うくらい尊敬に値する方なのです。
何がどう最高か聞かれると説明できないくらい曖昧に最高なのです。
私たちミュージカルの俳優たちは、ほとんどの場合オーディションによって作品に出演します。
アンサンブルキャストはたいていダンスと歌が重要になるので、その審査があって、時々お芝居の審査が稀にあります。
福田さんのオーディションを初めてうけた「モンティーパイソンのスパマロット」ではなんと、、
面接
という初めての体験。
しかも、すごい無駄話しかしない福田さん。
無駄話も無駄話。
友達とマックで話すような話をさせられ、この人一体(°_°)!!
という気持ちがザワザワしたままなんの手応えもわからずオーディションが終了。
バイトの面接だったら落ちていたかもしれませんが、ひょんなことに受かりました。
お稽古中は、時々高笑いをしたりツッコミをしたり、急におにぎりを食べたりしながら、一体何を見ているのだろうかわからないような表情で、いきなりとてつもなく鋭い指摘を飛ばしながら、ジャージでフワッと現れ、そして去り。
友達の彼氏のような軽いタッチでお話ができ、部活の先輩のようなあたたかさと軽いタッチで接してくれて、すごく軽いタッチなのにめちゃくちゃこだわりのある演出を、すごい軽いタッチで私たちに染み込ませてくれる、すごい軽いタッチの凄腕演出家なのです。
福田さんの目の付け方の鋭さが凄すぎて、狙いが的確すぎて、なんだか神がかっていて、やっぱ最高やな。という言葉しか出てこないのです。
それは本番を迎えてお客様の前に立つその日までわからないのです。
まるでマジックのよう。
じゃじゃーん。
わお。
みたいな感じです。
でも、それをご本人に直接
「ほんとにすごいです、福田監督。」
とか言えないので、ここに書きました。
明日も私たちは福田さんを信じて、そして自分を信じて、軽いタッチで、大真面目にバカをしたいと思っております。
観にきてくださいフルモンティ!!!