恒例の「朝まで生テレビ」のダメ出しです。

 

毎年8月は反戦特集なわけですが、もう、調査が足りないわね~~~。昔みたいに、戦争体験者が語るのが難しいのなら、語れる人を出しましょう。あの程度のことなら、私のほうが知っていることだってございましたわよ。

 

テレビ朝日には、池部良など、元日本軍兵士が証言してくれたアーカイブがございますでしょう? あれを、いつか、どこかで、ちゃんとした形で出しましょうよ。私のブログで検索致しましたら、2005年7月2日のものでございました。慰安婦を買ったお話だってして下さったのよ、とってもありがたい経験でございました。あれから20年ですから、私も勉強を続け、少しは分かったと存じます。

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日本は日本と戦争をしていた! | 成澤弘子のブログ 詩人は黙っていられない! (ameblo.jp)

 

戦争に関して、日本の中には、タブーみたいなものもございました。たとえば、満州から引き揚げて来られた方のご苦労を口に出しちゃいけない、みたいな。

 

でも、私達は、ウクライナの皆様の強さみたいなものに学んだんだわね。戦争の中の性暴力について、訴える女性の姿に、いろんな意味で、民主的に強くなりました。彼女達は、出来ればDNAを取って、戦争犯罪人として指名手配する。そういう姿に初めて私が驚いたのは、メルケル政権下で、ドイツのお正月に移民の人々が一斉に大量レイプして、100人以上の女性で産婦人科がごったがえしたニュースでしたわ。そういう正当な正義を求める姿から、私達も、過去の歴史に対する理解力を増して行くものなんですわ。

 

日本は戦争に巻き込まれるか? 多分、曖昧は日本の美徳だと言ったのは、私です! 日本語というものが、そもそもそういうものなのよ。日本語以外では、微妙な狭間は語れませんから。

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曖昧は日本語であり、日本人の美徳 | 成澤弘子のブログ 詩人は黙っていられない! (ameblo.jp)

 

だいたいから考えてもごらんなさい、これから南海トラフも来るっていうし、台風はどんどん大型になるし、天災にかかる費用のことを思ったら、じいさんばあさんしかいない国が、戦争なんかやってられるわけないじゃん。だからね、世界の気持ちは分かりますということで協力はするんだけれど、今、ちょっと地震の被害が甚大で、みたいな理由で、すんません、お金ですか、もしくは、復興の時はお家芸の土建屋を出しますみたいな協力にとどまるしかないでしょうが。

 

第二次世界大戦の時、独裁者がいながら、スペインはそれでのらりくらりして過ごしたのよ。日本の政治家に何か出来るなんて思っちゃおりません。広島市長さんや長崎市長さんのほうが、ずっと世界で政治をしてくれております。ホントに、来年の80年談話、誰が何を言うのやら。

 

曖昧は美徳でございますが、馬鹿で無関心な傲慢は曖昧じゃございませんわよ。私もこの頃のぼーっとしている戦争を知らない子ども達に腹が立っているところでございます。知らぬ存ぜぬじゃないの、ちゃんとお勉強して、賢く、おとなの判断で行う物静かな和の精神で時を耐えるのでございます。

 

ともあれ、ゼレンスキーがロシアを攻めても、まだプーチンは核を使わないということが分かりました。地図で見ると、攻撃されたロシアの領地はウクライナの東部くらいの面積に匹敵するものね、交換したら? すべて、クリミアにロシアが入って来た時の世界が甘かった。でもね、第二次世界大戦の前のドイツのように、ロシアを追い詰めたら、もっと化けるかも知れないわよ。今も、北朝鮮を相手にして、すでに追い詰めているような気がするけれど、まだまだ戦力も経済力も残っているというのなら、やっぱり大国なのかしら。

 

みんなね、ひとりひとり、腹の内は分からないのよ。心の中ではイスラエルは良くないと思っても、にっこり笑ってお金を出さなくちゃならないの。ウクライナの人も、イスラエルの人も、ロシアの人も、もう戦争したくないと思っている人だっているわけよ。そういう中から、新しい文化が生まれないものかしらね。

 

本当に、みんな、腹の中は、違うんだから。