ヴィヴァルディ作曲「四季」夏から「嵐」,ドンバス劇場交響楽団 (youtube.com)

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ドンバス劇場交響楽団の演奏でございます。2020年のものらしいのですが、今は、どうなっているのでしょう。

 

 

明日の終戦記念日を前にステップとして、今年の反戦特集のテーマは政教分離でございますから、日本会議について取り上げておかねばと存じます。

 

発足当時に並ぶお名前で、私が知っているって、安西愛子と三波春夫くらいでございます。三島由紀夫の死も、当時は子どもでしたが、ただショックで良く分かりませんでした。おとなになってからの解釈は、上り詰めた作家の終わり方、というのが私の解釈でございます。とにかく、うまいこと書く作家でございましたから。

 

国会議員に日本会議のメンバーが多いことがマスコミで取りざたされた頃、選挙をすれば自民党の圧勝で、特に目立って、若い人が右傾化しておりました。さて、何年も経っちゃおりませんわよ、裏金問題がこんなにも自民党を自滅させるとは、安倍晋三が生きている時に、予想出来ましたかしら。

 

右に行ったものは、左にもふれるという力学で、何とか右過ぎないことを願っておりましたが、私の知り合いには、もうこんな時代は嫌だから死にたいくらいに嘆いておっしゃる方がおられました。長過ぎましたね、安倍政権。私も、いつ終わるのかと思っておりました。いや、選挙のたびに、私、怖かったですわ、いつポピュリズムというものが沸いて煽動し出すか、群衆の動きって、分かりませんもの。

 

安倍晋三を暗殺した被告は、積もり積もった統一教会への不満の矛先を安倍晋三に向けたわけですが、おじい様の代に、土地の便宜を図るなど、統一教会に協力していたことが、日本における統一教会を大きくさせてしまいました。他の先生方も、何か協力していると、良いことがあったのですかしらねぇ、日本会議にもお入りで。おひとりだけ、あ、この方、洗脳されていると感じた政治家がおられましたが、他は、信心など、ございませんのね。

 

私は、安倍晋三が皇室のことも神道のことも、十二分に分かっていたとは思っておりません。祖父の代から、A級戦犯に対する解釈も一般庶民と隔たりがございます。ご自身の問題を客観視して、史実を考えることがお出来にならなかった方でございます。女系天皇には反対とのお立場も、私のように宗教的立場で反対なわけではない、ただ万世一系だから、でも、その言葉は出さないのが礼節のように思ってらした方ですわ。

 

だから、宗教の勉強って、大事なんですのよ。

 

私のパタンナーが大阪にいた頃、櫻井よしこの講演会がものすごかったんですって。みんなパタンナーの同世代のお友達が出かけて行って、いい、いいって、洗脳されて返って来るの。みんな右翼なの?って、私が聞くと、何だか知らない、女性として人気があるって言ってました。そう?

 

私は、日本会議のメンバーの政治家が多いというだけでは、ちゃんとした政権一致とは思いません。それだけ各先生方に信仰心を感じませんから。ただの自民党の人間関係を円滑に進めるための手段だったかも知れませんわね。でも、もう、安倍晋三の時代は終わりました。極端に右傾をあからさまにする人もいなくなったように思います。だって、コロナに物価高に戦争に、国民も気にしていられなくなりましたのね。救済してくれる人がいい人ということになります。

 

さあ、日本人もおとなになる時でございます。宗教のお勉強もですが、政治のお勉強をする時でございます。いつか、有事が日本のまわりであったとしても、政治の力で乗り越えられるように、政治を見極めるお勉強をするのです。

 

あ、麻生太郎はカトリックですが、日本会議に入ってますわね。吉田茂の代から、靖国参拝にも違和感がないとか。他にカトリック信者の自民党は、確か、上川陽子もだったと存じますが、いつもいつも、法務大臣の時は、ハンコを押すたびに、告解をしておられたんじゃないかしらとご推察申します。でなけりゃ、個人として生きていられないわよ。

 

私は、どの宗教に対しても、それを信じている人や地域などに、自分は信じなくとも、失礼のないようにすることを説いております。だから、子どもが小さい時、神社で石を蹴ったんで、神社とそれを信じている人に失礼だから謝って来なさいと教えました。私は、神社でもお寺でも参ります。参りますが、お祈りとは違いますわね。「行く」の謙譲語です。いろいろ行っても、信じているのはローマ・カトリックですから。

 

つまり、宗教も文化として教養のひとつですから、いろいろ知っているけれど、自分はこれを選ぶという選択する意志と環境が揃っていることが大事なのでございます。そのために、日本は、宗教というものに、戦後、避けていた分、無知が増えたと存じます。