とうとう東京に春一番が吹きました。ということで、今日の「歌謡曲だよ、成澤弘子」は、恒例の気象庁歌謡で、伊藤蘭がひとりで歌います「春一番」。

 

作詞・作曲:穂口雄右

 

去年の紅白で、すっかりオヤジになった黄色い声の親衛隊の前でおひとりでお歌いになりましたが、YouTubeには、こんな映像しかございませんでした。

 

でも、考えてみたら、普段から鍛えていなければ、なかなか動けないわよね、60過ぎたら。姉がよく申しますのよ、「ドクターX」の岸部四郎が、メロンと請求書を渡した後、病院の廊下をスキップしている姿、あれ、70過ぎたら出来ないって。皆様、お出来になりまして~?

 

もう、髪の毛がバサンバサンになっちゃうほど、今日の南風も大変強いものでございましたが、忘れも致しません、去年の春一番の日、私はひとり、道を間違えて、よりによって東京湾の上にかかるゲイトウェイを走っておりましたのよ、だ~れもいないところで、下を見ても、船すらなくて、車ごと海に落ちるんじゃないかというほどの強風で、ハンドルも取られそうになりましたの。もう、あんなに恐い春一番は一度でこりごりですわ。

 

明日は、10度近く気温が下がるそうでございます。着るものに困りますわね、こんなに毎日いろいろ変わっては。でも、「泣いてばかりいたって、幸せは来ないから、重いコート脱いで出かけませんか」? そう、寒くても、格好つけましょう。

 

ああ、今年の夏は、また暑くなるのかしら~~~。

 

え~~、法務省でお考え中だそうでございますが、受刑者を「さん」付けで呼ぼうではないかという動きがあるそうでございます。私、大賛成でございますわ。実名を明らかにしない意味で、番号で呼ばれているのかも知れませんが、呼び捨ては良くないわ。なんなら「2350さん」でもいいわよ。命令形ではなく、「です、ます」の丁寧語でお話するようにしたらどうかしら。

 

看守が受刑者をぞんざいに扱わなくなるためには、もっと程度のいい社会があるのだよということを教える場所であるべきだと存じますのよ。汚い言葉を使う人は、汚れた人生を恥じることしか分からないと思いますが、綺麗な言葉を使う環境に長くいたら、心も穏やかになるし、何が良くて何が悪いのかも、感情の中に取り入れられるようになると存じますわよ。

 

「つくしの子が恥ずかし気に顔を出します」。今まで気にもしなかった部分ですが、地面の下にいたら、地上の世界に出るのが恥ずかしいのかもね。でも、もうすぐ春なんだから、出るものは出ちゃいましょう。

 

ああ、つくしのお浸し!いいね!