改めまして、皆様、明けましておめでとうございます。

 

しかし、おめでとうも言っていられない、何も元旦にって思いますが、石川県を中心に大きな地震があって、東京もけっこう揺れました。お正月ですから、帰省していた方や旅行されていた方もおられたと存じますが、寒い夜を不安なお気持ちでお過ごしになったと存じます。お見舞い申します。

 

で、恒例の去年の「紅白歌合戦」のダメ出しでございます。

 

始めから、知らない人ばっかりだと思って、前日に「レコード大賞」の番組を観て、予習をしておきましたが、やっぱり知らない、覚えられない人達ばっかりでございました。

 

それにしても、楽団やバンドの音が大きくて、歌手の歌声が小さく聞こえるのは、私だけ? でも、聞こえる人は聞こえているのよ、踊りに行っちゃってて、声量がないってこと? 踊りも、バレーや日舞はないのね。

 

もうね、歌詞も名前も英文か漢文で、早口で、何語かも分からない、どこの国の人なのかも分からない、性別すら分からない、もはや、人体なのかですら分からない!

 

で、橋本環奈と浜辺美波って、仲悪いの? ああ、中途半端な女優って嫌ね。

 

一番、笑っちゃいましたのは、キャンディーズの往年の親衛隊のじいさん達が、昔のまんま、掛け声をかけているの。そりゃ、有吉が自分のことをおじさんって言っているんだから、あの方々は、おじいさんでしょうが~~~、すごい。郷ひろみと同年代? いろんな人生があるわね~~~。

 

で、いつものお着物のダメ出しでございますが、坂本冬美の代名詞でもある桜の刺繍のお着物も、今年は、多少、遠慮して控えめで、本振袖ではなく、中振でございましたわね、軽そう。

 

やっぱり紅白なんですから、皆様、ちゃんとお着物をお召しにならないと。寺島しのぶは、後ろの席にご主人も眞秀君もいらっしゃいましたのね。梨園の方のお着物は正統派で、竹と梅しか見えませんでしたが、松竹梅だったのでしょうか。落ち着いたお着物でございました。梨園の決まりがあるみたいで、舞台の衣装や、お客様の訪問着を超えてはいけないのね、きっと。それでいて、いいものなの。

 

で、よくしたと思いましたのは、吉高由里子のお着物は素晴らしかった。さすがに大河をするんですから、あれくらいのお着物をお召しにならないといけません。女優らしく、衣装としてではなく、ちゃんと自分で着こなしてらしたので、ぼってりとしたオンスの高い綸子で、斬新な若松の作家もの絵画の友禅でございましたわね。皆様、あのくらいのものを着てお歩きなさいな。

 

紅白は、年末に、スターを観て、そのスター性に感激する場所なのですが、う~ん、クイーンもYOSHIKIもスターじゃなかった~~~。というより、クイーンは、日本がお好きでも、紅白の存在理由まで、お分かりでなかったんじゃない? ま、大谷でも出ればねぇ。

 

で、私の中でのスターは、寺尾聡でございました。「ザ・ベストテン」で、12週も1位を守って、ひとつの季節の制覇を成し遂げた功績は、やっぱりスターですわ。紅白がちっちゃく思えるくらいビッグじゃなくちゃ、スターではございません。

 

ですから、紅白からのこの1曲は、「ルビーの指輪」にしたかったのですが、私、すでに、細かいこと書いてますのよ。

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「ルビーの指輪」で離婚急増 | 成澤弘子のブログ  詩人は黙っていられない! (ameblo.jp)

 

ということで、今日の「歌謡曲だよ、成澤弘子」は、なぜか紅白でしか耳にしないせいか、いつも紅白では優等生的存在になってしまうエレファントカシマシが歌います「俺たちの明日」。

 

作詞・作曲:宮本浩次

 

「さあ、がんばろうぜ!」のひと言で決めました。他に、しょうがないものねぇ。疲れたら、ウコンの力でも借りましょうか。