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この歌を地上波で聴くことがあるでしょうかしら。「イムジン河」も、やっとYouTubeでいろんな人が歌っているのを聴くことが出来ますが、10年前までは、YouTubeで「鳳仙花」を検索すると、島倉千代子しか出て来ませんでした。

 

う~ん、でもね、私、「アリラン」を小学校の音楽の時間に習いましたわよ。で、家に帰ったら、母も良く知っていたので、一緒に歌った覚えがございます。あ、テレビの歌番組でも、あったかな。

 

ということで、まだ暑いというのに、気持ちだけは夏の終わりを感じたいということで、今日の「歌謡曲だよ、成澤弘子」は、9月になると聴きたくなる加藤登紀子が歌います「鳳仙花」。

 

作詞:金亨俊、金護経、日本語詞:加藤登紀子、作曲:洪蘭坡(ホコ・ナンパ)

 

この歌は日韓併合の10年後に作られたと書いてある説明もあるのですが、私が調べましたところ、曲は1920年、バイオリン独奏曲として書かれ、歌詞がついたのは、1926年のようでございます。加藤登紀子がこの歌をリリースしたのが、1983年。「時代おくれの酒場」のB面でございました。いずれにしても、日露戦争までは「坂の上の雲」みたいなものだったのでしょうが、その後について、NHKでも、ちゃんとドラマに出来ないものかしらねえぇ。

 

作曲者の洪蘭坡は、東京音楽学校の予科に留学しておりました。三・一運動に参加し、夢破れて朝鮮に帰ります。その後は、官憲に付きまとわれて、拷問を受けたのがきっかけで44歳でお亡くなりになりました。今、韓国では、とっても親日家だという解釈がある一方、この人を親日家リストから外して欲しいという考え方があるそうでございます。

 

そもそも論ですが、韓国の皆様はどんな教科書になっているのか、日本が民主化を進めたと解釈する人のほうが少ないんでしょうか、だったら、日本が併合するより、ロシアに併合してもらいたかった?って、どっちがいい?という、どちらにしても併合という空しい時代に置かれておりましたことを、どう感じておられうのか。赤いケチャップがたっぷりかかったオムライスを食べながら話したら、いいんじゃない?

 

台湾と韓国の日本人に対する感情の違いを、姜尚中が、台湾は政治家が統治したけれど、朝鮮半島は天皇を頂点として治めたのがいけなかったとおっしゃってます。王族は日本の准皇族になり、日本に協力した人は朝鮮貴族になった、その仕組みが悪かったのかも知れません。

 

YouTubeに、本当かしら、北朝鮮盤の「鳳仙花」がございました。そんなに日本人は、朝鮮のお嬢さんを拉致したの~? それとも、労働の場を与えたの?

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