恒例の「朝まで生テレビ」のダメ出しです。
はぁっ、私がもっと年を取って、皆さんと何かを話し合おうとういう時に、ああいう醜態をさらしたら、おそらく、即、私は子ども達に座敷牢に閉じ込められますわね。私の持論、人の振り見て我が振り直せ。肝に銘じて、私は、気をつけたいと存じます。
さて、エネルギー問題ですが、先週、その前でしたか、日経新聞にアンモニア燃料の特集をしていて、科学に弱い私でさえ、その行く先に、たとえば、その行く先に、災害時に、自分の尿をふりかけただけで災害用のライトが付くとかね、そこまで細分化されたサービスを受けたいと、未来のそのまた未来のことを、夢想して、考えましたの。
巷のねずみ講では、ミドリムシが健康にいいと、サプリメントを売っていて、それが飛行機の燃料になるなんて言われたら、金儲けの対象を変えたのかと、実に胡散臭いんですが、実際、テレビで、ミドリムシの燃料で飛んだ飛行機を観ると、もう、サプリメントだなんて言っている時代じゃないでしょう、あんな巷のネットワークは、なんで飛行機に目を向けなかったんだろうと思いましたわ。
つまり、民間のど根性は、多分、１００年前の人には想像もつかなかったものが生かされる、今の人にだって、始めは笑い話のようなことが、現実となって商品化されて行くんですから、私は、そもそももの作りで生きて来た日本人の才能にかけますわ。
商品化されて私達の手元に届くまでには、細分化された作り手の仲間作りにあると存じますのよ。例えば、アンモニアは燃えにくいという難点があったら、何かを加えて燃えやすくすればいいんで、その過程に必要な器具を揃える企業に呼び掛けて広げて行くべきお話なんだと存じますのよ。だから、何より、情報公開が大事で、何か技術のある人がそれを見て、飛びついてくれるくらいワクワクさせてくれるヴィジョンがあれば、何とかなるんじゃございません？
ご存じのように、私、サンデル教授のように、エリートが現代を滅ぼしたと思っておりますので、原発がいいものだなんて、とても思えません。フランスは雇用を増やすために原発を増やすんで、だったら、古い古城の手直しでもするか、ピラミッドでも作っていればいいんですわ。お気の毒なドイツは、原発ゼロに向けて舵取りをしている時に、このウクライナ問題ですわ。でも、何とかなるんじゃございません？
私が生きている間に、私が水素で動く車を運転できるとは思えませんが、その狭間の電気自動車を運転したいとも思いませんの。パソコンの発展だって、ファックスによる情報から、ダイアルアップに始まり、フロッピーにＣＤにって、段階がございましたでしょう？ その頃は、仕事にも使うし、景気も良かったから、時代とともに成長して行きましたけれど、もう、ひとっ飛びに期待するしかございませんのよ、こっちもお金もないものだから。
何よりね、日本人の経験として、３．１１で、津波でご苦労なさった方は、いまだにご苦労なさっているのに、原発で、生まれて初めて故郷を追われた人は、上手に申請すれば、モデルケースで、一家に１億が入りますのよ。おそらく、心配した東京人の貧乏な私より、ずっとリッチにお過ごしでいらっしゃいますでしょう。そりゃ、人によっては、キャバクラで消えた方もおりますんでしょうが、除染作業のお仕事だって、命がけでもお金になりますので、仕事をしない訳には参りませんのね。運が良ければ長生き出来ますもの。でも、それは、産業とは言えませんわね。
根っから、私、もう「官僚の夏」はないものと思っておりますので、期待するのは、民間の底力でございます。サプリメントに飛びつく人は、きっと、ミドリムシで飛んだ飛行機に出資すればハワイ旅行がもらえるなんて言ったら、クラウドにお金入れちゃうわよ。巷のおばちゃんを動かさなくちゃ、時代が変わったとは言えないわ～～～。
だから、私、何とかなるんじゃないかと思いますの。つっても、電気代を倹約して、もう着なくなったカシミアのロングコートを室内で着て、まるでご乱心中のロシア貴族のお父様みたいに部屋をうろうろしておりますが。いいんじゃない？