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カウント・ベイシー・オーケストラ。この曲が作曲されたのは、1942年だったそですので、チュニジアは、まだフランス領の時代でございました。別に、大喧嘩して独立したっていうんでもないんで、今も、親仏派の国民もいて、仲は悪くもないみたい。

 

 

ときめきが続く、お花の定期便bloomee(ブルーミー)

 

 

 

私、これまで、じっくり観たことがなかったのですが、スケートボード競技って、面白いですわね~~~。名探偵コナンのアニメのスピードを実写で観ている。きっと体幹を使った大変なスポーツなんでしょうが、いとも簡単にやってくれるので、すっかりはまってしまいました。早く終わるっていうのもいいわ。

 

それに、バスケットの3×3もですが、場所を取らず、街角のどこかの空き地で出来るスポーツっていうのが、いいですわね。お金持ちの国ばかりじゃない、街角で、「チェっ」なんて、ふてくされて言っているような少年少女が、おとなのいない時間でゲームが出来る。発展途上国でも、子ども達が楽しめる、これからのスポーツだと存じます。

 

で、昨日、チュニジアの選手が水泳で金メダルをお取りになりました。チュニジアって、サッカーが盛んですが、オリンピックで、過去にも水泳でメダルを取っているのね。

 

チュニジアと言えば、一連の「アラブの春」を呼んだ「ジャスミン革命」でございますわ。やっぱり、ひとつの政権が23年も続くなんて、異常ですわ。目に余ることが多くなって、異議を唱える青年が現れて当然です。

 

発端は、地方都市で、青年が街頭で果物や野菜を売っていたら、無許可だということで、はかりなどを没収され、暴行や侮辱を受け、返還を求めると、わいろを要求されたという、腐りきった社会で、青年は抗議の焼身自殺をしたというもの。だけれど、それは家族による誇張で、実際は、暴行などは行われていなかった。マスコミやSNSを利用して人々の心に訴えたって、ねぇ?! ま、情報戦というものですわ。

 

国の中の混乱を政治的に沈めたという功績が認められて、「チュニジア国民対話カルテット」に、ノーベル平和賞が贈られております。多元主義、民主主義を根底に、平和的に政権移行をしたことが良かったのですわね。

 

「アラブの春」は、経済問題が深刻で、若者の失業率の高さが問題だったのですが、チュニジアに関しては、オリーブや麦もたくさん栽培され、それを加工して輸出する工業も盛んだし、石油や鉱石を工業化する技術もあって、輸出国として頑張って行こうっていう国であるのに、そのほとんどの利権をエリート層がひとり占めしていたことが問題だったのね。国内であふれた野心家は、フランスなどに出稼ぎに行って、お金だけじゃなく、不平等が受ける感情も、体得して帰国しているのね、多分。

 

ああ、どこもかしこも、エリートが社会をダメにする。私の「神様のくじ引き」シリーズに加えておきましょう。同じイスラムの方でも、比較的世俗的で、おとなしいスンナ派で、かつても、80年代に、無血クーデターを全うした経験が、国民に、話し合おうという自信を持たせているように、私には思えました。