亀井聖矢リサイタル♪サントリーホール | Hirokoのクラシック聴き歩き♪

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《亀井聖矢リサイタルツアー2024 サントリーホール 》

[日時]
2024年8月8日(木) 19:00開演
[会場]
サントリーホール
[出演]
ピアノ:亀井聖矢
[曲目]
♪J. S. バッハ:イタリア協奏曲 BWV 971
♪ショパン:マズルカ Op. 17
♪ショパン:ポロネーズ第5番 嬰ヘ短調 Op. 44
♪ショパン:ポロネーズ第6番 変イ長調 Op. 53 「英雄」
♪ショパン:バラード第3番 変イ長調 Op. 47
♪ショパン:バラード第4番 ヘ短調 Op. 52
♪プロコフィエフ:ピアノソナタ 第7番 変ロ長調 Op. 83「戦争ソナタ」
[アンコール]
♪ショパン:ノクターン第8番 変ニ長調  Op. 27-2
♪リスト:ラ・カンパネラ

亀井聖矢さんの生演奏を聴くのは4回目です。
一曲目のバッハ,イタリア協奏曲はとても華やかで色鮮やかな演奏でした。
二曲目からのショパンは、彼特有のとても繊細で美しい音色に加え、音に厚みが増し、より構築的な演奏になっていました。
特に後半のバラードは主旋律を美しく謳わせていて奥行きの深さを感じる素晴らしい演奏でした。
プログラム最後のプロコフィエフの戦争ソナタは、若々しくエネルギッシュで、力強いメッセージが熱く伝わりました!

そして、アンコールとして、まずは、戦争ソナタ後のクールダウンにノクターン27-2を甘く優美に、そしてラスト・アンコールは今回も情熱的で圧巻のラ・カンパネラでした!

最後のアンコールまでも1曲ごとに集中した丁寧な演奏で素晴らしく、聴衆は最後までスタンディングオベーションで讃えていました(今回は舞台上のP席だったので会場の様子がよく見えました!)



生まれ持った音楽的センスと超絶技巧にプラスして、ピアノに対する熱き情熱が感じられ、弾くたびに新しく、更なる進化を遂げていける、素晴らしいピアニストだと改めて感じました。




今回ようやくゲットできた座席は舞台上のP席でした。それでも…思いのほかピアノの音が飛んでくることと、演奏中の表情や腕の動き脚の動きがよくわかり、聴衆の反応も見えるのでそれなりに面白く楽しめました。









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