《ショパンと楽聖たち》メンデルスゾーンとショパン | Hirokoのクラシック聴き歩き♪

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《ショパンと楽聖たち》第5回

[メンデルスゾーンとショパン]


ピアニスト高橋 多佳子さんと下田 幸二先生の『ショパンと楽聖たち』レクチャー&コンサート🎹に行きました!

今回は全12回シリーズの第5回で「メンデルスゾーンとショパン」〜羨望の俊才へのショパンのまなざし〜がテーマでした。

[日時] 2024年7月15日(祝)16:00〜17:40
[会場] 新宿住友ビル10階10号教室
[講師] ピアニスト 高橋多佳子 

          音楽評論家・ピアニスト 下田 幸二






今回は、ほとんど生きた時代が被る,メンデルスゾーンとショパンの、それぞれ短くも音楽的に濃密な時間を生きた二人にスポットライトをあてたテーマでした。


私は一年前の8月、ザルツブルク音楽祭に入る前にライプツィヒのメンデルスゾーンハウスMendelssohn-Hausを訪れていて、裕福で経済的に恵まれ、晩年は家族(姉のファニー・メンデルスゾーン(ヘンゼル)も作曲家!)とともに住んで文化サロンの役割を担っていたことを知ったのですが、その時の感動と発見が蘇ってきて、下田幸二先生の話をいちいち納得しながら嬉しく拝聴しました。


言うまでもなく、それぞれにすばらしい個性と独自の魅力がありますが…


メンデルスゾーンの曲は、お育ちの良さがあらわれているような優雅さと華麗さをまとい、その美しいメロディーは素直にわかりやすく心に響きます。

ショパンの曲は、どんな物哀しいメロディで始まる曲にも華麗な展開があり、ショパンならではの色彩りどりのハーモニーとともに華やかに展開していった先に広がる幻想的世界に、こんなにも美しい音の世界があったのか!と聴くたびに新たに感動します。



今回も最前列の真ん中に座り、興味深いお話を伺いながら、まさに目の前で弾いてくださる高橋多佳子さんの素晴らしい生演奏をいくつも聴くことができて感動しました!

ps.今回も時間を延長しての熱演ありがとうございました♪

[演奏曲]

♪メンデルスゾーン:無言歌イ長調Op.62-6春の歌

♪ショパン:ノクターン第10番変イ長調Op.32-2

♪ ショパン:ノクターン第14番嬰ヘ短調Op.48-2

♪メンデルスゾーン:無言歌イ短調Op.62-5ベネツィアのゴンドラの歌

♪ショパン:舟歌嬰ヘ長調Op.60


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