新しい年、2022年は寅年!

人々は古代より 十二支(じゅうにし)と十干(じっかん)とを組み合わせ六十干支(ろくっじっかんし)と呼び 年々を60種の組み合わせとし 生きてきました。 

2022年は十干(じっかん)が「壬(みずのえ)」、十二支が「寅」の年にあたり、干支(かんし、えと)は「 壬寅(みずのえとら)」になるそうです。60年前の壬寅年は1962年昭和37年になり“流行語が 人づくり/無責任時代/ハイそれまでよ/吹けば飛ぶよな/総会屋/青田買い “流行歌が「可愛いベイビー」/「いつでも夢を」/「遠くへ行きたい」/「下町の太陽」  映画『キューポラのある街』テレビ『ペン=ケーシー』『コンバット』『隠密剣士』等々

 

「壬寅」は厳しい冬を越えて、芽吹き始め、新しい成長の礎となる年とされ、コロナ後の今にぴったりの年のようです。 

みな様の 新しい年 食生活はおせち料理から始められ、神々に感謝し健康を祈願して いろいろ美味しいおせちを作られたり食べられることでしょう。

 

本来、おせち料理は 子孫繁栄、豊作祈願、健康と豊かな一年を願い、金運を願いながら ”まごはやさしい”(栄養バランスのよい長生きするために食べたい食材)で 冬に美味しい保存の効く献立で組まれています。私、常々昔の人は本当に素晴らしいと感激、感謝いたしております。 そして、数々のおせちメニューは正月だけにはもったいない!もっともっと、毎日作って食べていただきたい栄養が整った常備菜と思っています。今回は そんなおせちの中で家族や生徒さんに人気の自信作 2品をお伝えします。コロナに負けない体作りに効果あり ぜひ一度 お作り下さい。

 

◎美味~ココナッツ田作り 

 ごまめ1袋 40~50g

 ミックスナッツ(アーモンド、くるみ、カシューナッツ入り)100gほど

 白ゴマ大s1強

 ココナッツフレーク20g

 Ⓐ(蜂蜜大s2強、濃口大s2、みりん大s1、黒胡椒)

 

①ごまめはお皿に広げて、ラップなしで600Wレンジに1分入れかき混ぜて更に1分様子見てかき混ぜて更に30秒から1分入れて

 冷ましておく。 

②ミックスナッツはアーモンドとくるみ、カシュナッツ入りを選んで 粗めに切る。

③テフロンのフライパンにⒶを合わせて 中火にかけて蜂蜜をとかし 全体に泡が出るまで煮立てて、①と②を加え艶が出るまで

 しっかりかき混ぜながらからませる。

④急ぎ 半分のココナッツとひねった白ゴマを加え更に混ぜ合わせて 大きい目の皿にバラバラに広げてから残りのココナッツを

 ふりかけて冷ます。

  一口メモ

我が家のおせちで大好評! ミックスナッツの取り合わせは色々ですが使いやすさや味からも

この3種入りがお勧め、現代人に必要な栄養素が多く含まれメタボやがんを予防する効果も大です。

またココナッツフレークの香りが今風で 飴状に固くなり難いはちみつと合わせば作りやすく、更に免疫やダイエット効果もプラスされます。

 

 

◎簡単なのに美味しい 柚子大根 

  大根 300∼400g

  柚子皮 大1個分        ↑

 Ⓐ柚子の3%の塩 (大s2/3)

 Ⓑ(酢大s2 砂糖60g) 

   

①大根は直径8㎝位の中心部を使い 皮をむいて1~2㎜の輪切りにする。

 やや厚めに切れるスライサーを使用すると良いでしょう。

②大きい目のバットやタッパ等に入れ大根の重さの3%の塩を計り全体に振りかけ10分程置く

③②の出てきた水分を軽く切って(洗ったり 絞らない事)、Ⓑをかけて15分以上置く

④柚子は2㎝幅くらいに皮をむき細切りにする

⑤③の大根に④の柚子を4~5本ずつ挟み 盛り付けの写真のように少し重ねて並べ残りの漬け汁をヒタヒタにかける。

 10分おいてから美味しく食べられますが 冷蔵庫でかなり保存がききます。

 

一口メモ

大根と柚子の相性が良く、いくらでも食べてしまう1品です。

大根は軟らかい部分が美味です。柚子も苦みを感じずたっぷり食べられます。砂糖10gは大さじ1杯です。多いようですがぜひ入れて下さい。     また、残った皮なしの柚子は薄切りにして蜂みつをかけて一晩置きレンジ等で火を通すと簡単柚子ジャムが出来ます。ぜひお試しください