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今、お宅の冷蔵庫にキャベツって入っていますか…。1年を通して大根の次によく食べられる野菜”キャベツ“を今回はお伝えしたいと思います。
昔、古代ギリシャ、ローマ時代にケルト人が薬草として使っていた“ケール(今の青汁の材料)”から変化して作られたキャベツはケルト語から由来しているそうです。又、キャベツは収穫時期で三つに分けられ冬キャベツ・春()キャベツ・夏秋キャベツと言われます。冬キャベツは夏に蒔いたキャベツを冬に収穫したもので、煮崩れしにくいのが特徴。硬めで熱を通すと甘く柔らかくなる性質があり、煮物調理に向いています。
春キャベツは4~6月に出回り柔らかく、生で食べたりさっと炒めたりするのに向いています。長時間加熱は崩れやすいですがそれも又美味ですね。最後に夏秋キャベツは7~10に出回り冷涼地で栽培され高原キャベツとも呼ばれ、ビタミンCが特に豊富。調理法方としては生食・煮物なんにでも合うようです。
含まれる栄養素はビタミンCがずば抜けて多く、ビタミンUも豊富ビタミンA、B1、B2、C、E、K、ナイアシンなど、ほとんどのビタミン類のほか、ミネラル分も多く、カルシウム、リン、鉄、カリウム、マグネシウムなどが含まれています。大きめの葉を2~3枚ほど食べるだけで、1日の必要ビタミンCを摂取できます。でも、内外、葉、芯など部分により栄養の偏りがあるので、1枚ずつはがして使うより、全体をまんべんなく使うようにすると良いと言われます。キャベツのビタミンUから”キャベジン“が発見されたほど胃腸に良いのも有名です。そして100g41mg含まれるビタミンCには肌をきれいにする効果やストレス解消の効果があり、免疫力を高めて風邪をひきにくくしたり、しみやそばかすができにくくなったり傷の治りを早くしたり、歯ぐきからの出血も防ぐ働きやポリフェノールが活性酸素を除去して老化や病気を防ぎ抗ガン作用も大きいと注目されています。
また100g23kcalしかなくて、栄養たっぷりなのがキャベツダイエットと重宝される所以でしょうが170gの淡白質を共に取りつつたっぷりのキャベツをせん切りにして生をじっくり時間をかけて咀嚼(噛む)20回を努力することの継続で結果も期待できるようです。
このように優れもののキャベツは和食・洋食・中華、どんな料理にも使われどのような調味料にもよくあいます。買うなら丸ごとお安いときに!!でも保存する場所が…って時のために今回はたっぷり食べられる軽食2品。まず、2日間このメニューを利用されてからの保存をおすすめ…。キャベツで元気ときれいになってください♪
 
 
  キャベツのクリームパスタ
パスタ(スパゲッティやリングイネ等 9分茹でのもの)200g
キャベツ・・・200~300g
玉ねぎ・・・小1個
にんにく・・・1片
ベーコン・・・2枚
パセリ みじん切り
Aオリーブ油大さじ1~2→小麦粉大さじ2強→牛乳500cc・スープの素小さじ1/2
B湯2ℓ・塩大さじ1(15g)
 
    キャベツは2.53cm角の色紙切りにする。
    玉ねぎ・にんにくはそれぞれうす切りにする。
    フライパンに油とにんにくを入れていい香りがし始めたら、玉ねぎ・ベーコンの順に炒め、しんなりしたら全体に小麦粉をふり入れ粉っぽさがなくなれば火を止め、牛乳を入れてよく混ぜる。
    再び火をつけとろみをつけつつ、スープの素を加えて塩・こしょうで味をととのえる。
    Bを煮立ててパスタを入れ、5分程したらキャベツを入れ更に3分、全体で8分程の茹で時間になればザルにあげる。
    ④のソースを煮立てて⑤を加え手早くからませて仕上げる。皿に盛りパセリをたっぷりちらしていただく。
 
一口メモ
キャベツでソースを作るのではなく、パスタと共に茹でると手軽に出来ますし、色もきれいに仕上がります。仕上げのソースの固さ調節にゆで汁を使うといいでしょう。また、今回は1人分50gのパスタですがキャベツがたっぷり入るので充分なボリュームの4人分に仕上がります。そしてキャベツと牛乳を共に食べるとカルシウムの吸収がアップします!
 
  キャベツたっぷりの炊き込みご飯
米・・・2合→洗ってザルに上げ30分以上おく
キャベツ・・・1/4玉(200~300g
ウインナー・・・2
コーンホール缶・・・1/2cup
パセリみじん切りまたは青じそや木の芽
A・・・白ワイン(又は酒)大さじ1・塩小さじ1・こしょう少々・チキンスープの素1個(小さじ1
 
    キャベツは1cm幅、3cm長さほどのザク切りにし、ウインナーは縦4つに切り、薄切りにする。
    炊飯器に米を入れ、Aと水でいつもの水加減よりも少し控え目にセットし、①とコーンをのせてスイッチ!
    炊き上がり10分ほど蒸らして全体をよく混ぜ合わせ、パセリのみじん切りや青じその細切り、たっぷりの木の芽を飾ると更に美味!
 
一口メモ
キャベツの甘さが美味しいピラフのようなご飯です。キャベツの水分を考えていつもより大さじ2杯程ひかえめの水加減で炊きます。冷めても美味なのでお弁当にもおすすめです。