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青背の魚(さんま・ぶり・いわし・さば・あじなど)は体に良いと言われます。上質の消化の早いたんぱく質やビタミンA・B群、ナイアシン、Dなど各種・カルシウムや鉄分等々…でも注目すべきは脂質に含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)の多価不飽和脂肪酸の多く含むことです。
 EPAは体内で作ることの出来ない栄養素で、DHAはEPAと共に取ることで効果が表われる栄養素です。
肉やバター等の脂肪には、悪玉コレステロールを増やす働きがありますが魚の脂肪は悪玉を減らし血液サラサラにする力があり、ガンの予防や転移を防ぎ、アレルギー体質や動脈硬化、高血圧、高脂血症等の改善や予防に大きな効果があるそうです。またDHAは頭の働きを良くする力やイライラを抑え認知症予防にもと、現代人に最も必要とされる栄養素と言われます。
 厚生労働省は肥満や生活習慣病予防にDHAとEPAの不飽和脂肪酸の摂取を成人で一日2.2~3gと定めています。さんまなら50g、ぶりなら60gと初めに記した順に多く含まれています。ただ青背の魚は鮮度が落ちやすく酸化しやすい栄養素なので買い置きや冷凍などせず新鮮な内に刺身・煮物・揚げ物・焼き魚(吸収されやすい順)などのあらゆる調理で毎日少しずつ色々な青背の魚を食べるようにしましょう。また青菜や人参等の緑黄色野菜やレモンなどのかんきつ類や酢と一緒に食べると更に効果が高まるとのこと合わせて野菜たっぷりメニューも必要ですネ。
今回は簡単すぎる二品ですが日々ご利用いただけると嬉しいです。


★★★ 秋刀魚の骨まで柔らか煮 ★★★
生サンマ 4尾
生姜 10g程→せん切り
付け合せに 白菜とピーマン・人参各適量
A…(米200cc、酒100cc、みりん100cc、濃口しょうゆ60cc、酢30cc、さとう大s山1)

.汽鵐泙呂Δ蹐海鮗茲蝓頭と尾を取り半分に切る
圧力鍋にAを合わせさんまと生姜を入れて火にかける。沸騰したら弱火で15分煮る。
蒸気が落ちたらフタを取り、更に火にかけ5分程煮つめる。白菜を1cmのザク切り、ピーマンや人参を細切りにし、さっと茹でて付け合せとする。

一口メモ
サンマを切って煮込むだけの簡単メニューですが美味です。まとめ作りすると保存もききます。ぜひ圧力鍋でお作り下さい。



★★★ 寒ぶりわさびおろし ★★★
ぶり刺身用 200g
大根 300g程
人参 30g
あれば青じそや柚子
わさびたっぷり、醤油やポン酢

∥膾は十分すりおろし、残りは割り箸太さの拍子木切り、人参も同様に切り、共に茹でて冷ます。
△屬蠅呂燭さんに見えるよう薄めに造る。
hГ任震邵擇鯊罎砲掘見栄えよくもり別皿にたっぷりのわさびを入れた大根おろしに醤油をそそぎ入れ、どっぷりつけて食べる。

一口メモ
冬のぶりは脂が多すぎて刺身は苦手な方々も冬の甘い大根のおろしを合わせるとおどろく程さっぱりいただけます。ぜひ最後の汁まで食べて下さい。