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平成15年秋号より“すこやかレシピ"を担当させていただいて16回目になります。“健康"や“体に良い食べ物"はTVや雑誌等でもブームであり、また色々問題にもなっております。健康で少しでも楽しく長生きしたいと思うのは、私たち人間すべての願い、あれが良いと聞けば、走って求め、これが長生きにつながるとみれば頑張って食べる。このコーナーにも色々テーマを決めて取り上げて参りました。身近な食材で無理なく作って続けていただけるメニューをと考えてきましたが、一番大切なことは毎日少しずつ無理せず続ける努力をすることです!そして15回ずっと“体を冷やさないよう、基礎体温を上げること"と“血液をきれいにすること"を書き続けてきたように思います。
 健康の基本は“血液さらさら"。もう一度、血液さらさらの合言葉、「オ(お茶)・サ(魚)・カ(海藻)・ナ(納豆)・ス(酢)・キ(きのこ)・ヤ(野菜)・ネ(ネギ類)」を身近に大きく書いて貼り付け、毎日食べたかチェックをいれて、できることから続けるよう頑張りましょう。
 また、長生きする合言葉は、「マ(豆)・ゴ(ごま)・は(わかめ)・ヤ(野菜)・サ(小魚)・シ(きのこ)・イ(芋)」で、体を冷やさないことです。似かよった食材ですが、書き出し、意識して食べて下さい。

★★★ レシピ:小松菜と舞茸のスタミナ炒め ★★★
<材料> (4人分)

小松菜・・・150g(小2束)
 
豚バラ肉・・・2cmぶつ切り

舞茸・・・70g
 ※ほぐす
にんにく・・・大1片
※うす切り
赤唐辛子・・・2本
 ※半分に切り種を取る
塩小s1/2、ゴマ油大s1、酒大s2

【A】濃口醤油・・・大s1
あらびき黒こしょう適量
   スープの素少々

【B】好みで黒酢やレモン汁大s1/2

<作り方>

(1)小松菜は、軸は4cmに切り、塩小s1/2をからませて10分程置き、葉は大きく10cm位に切りそろえてお く。

(2)フライパンにゴマ油とにんにくを入れ、弱火で香りが出るまで炒め、豚肉を広げて入れ、じっくり カリカリになり脂が出るまで焼くように炒める。

(3)(2)に赤唐辛子を入れて軽く炒め、(1)の葉をばらばらにフライパン全体に広げるように入れ、軸 は水気切ってちらし入れ、酒をふりかけ、ふたをし中火~強火で2分程蒸し煮にする。途中、二度程早 くかきまぜるとむらなく火が通る。

(4)小松菜がややしんなりすれば舞茸と【A】を加え強火で味がなじむまで炒める。

(5)食べる直前に【B】をかけたり、白ゴマをひねってちらすと味がひきしまり栄養効果もあがります。
■■■ 一口メモ ■■■
 小松菜のカロチン、豚のビタミンB,赤唐辛子のカプサイシン、そしてきのこ、ゴマ、にんにく、酢などの効果いっぱいでフライパン1つでできる手軽さです。カリカリ豚肉とシャキシャキの軸が美味しいです。ただ、酢(酸味)はかけてから時間をおくと色が変わります。食べる直前にしましょう。

★★★ レシピ:血液さらさら納豆とろろそば★★★
<材料> (4人分)

乾そば・・・300g(3束)
青ネギ・・・太め1~2本
 ※細めの輪切りにする
きざみのり・・・たっぷり
 
ワサビ、白ゴマ

【A】花かつお・・・ひとにぎり
    ※熱湯2/3cupと合わせて10分程おく
納豆・・・1~2パック
  長芋・・・300g
※皮をむきあら切り
  2倍濃縮めんつゆ・・・1/2cup

<作り方>

(1)【A】を茶こしでこして濃いめのかつおだしを作り、納豆、長芋、めんつゆ、とともにミキサーに入  れ、30秒程かけてなめらかにする。

(2)たっぷりの湯でそばをやや固めに茹でてザルに上げた後、水洗いして器に入れ、(1)を等分にかけ て、多すぎる位の青ネギ、のり、ワサビ、ひねりゴマ等を見栄えよくおく。


■■■ 一口メモ ■■■
 かつおの効いた手抜きのだしを作り、それを長芋、納豆、めんつゆとともにミキサーにかけます。
 そば、薬味、とろろだしのそれぞれに血液の流れをよくする効果があり、たこやエビ、きゅうりなどを飾っても豪華です。麦や玄米にかけても美味!納豆くさくないですよ!

 中兵庫信用金庫 季刊誌“ふれあい” 第29号 掲載