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 お正月や新年は飲酒や食べる機会が多くなる季節、大切な肝臓が疲れ気味になります。今回は肝臓を見直して、元気になれるよう頑張ってみましょう。
 昔から、“肝心かなめ”と言われるように、肝臓は体内の働きの中心です。吸収されたものを分解して体に良い物を合成し、供給したり、解毒したり、貯蔵したりと一日中働きづめの巨大化学工場のような存在で体重の1/50もあるそうです。ですが、“沈黙の臓器”とも言われるように、症状が判りにくいのも特徴です。
 イライラしたり、全身にかゆみが出たり、手のひらが赤くなったり、目がショボショボしたりすれば要注意です。薬の飲みすぎ、アルコール、タバコ、ストレス、甘い物の摂りすぎ、冷え、運動不足なども肝臓の働きを弱める原因となります。肝臓を元気にするためには、よく動くこと、食事はゆっくりくつろいでとり、薬に頼らず、肝臓をあたためるよう努力しましょう。 玄米、貝類などの高タンパク質な食物をとり、生姜であたため、海藻で脂肪や毒素を出す。ビタミンEやゴマグリナンの多いごまを日々とることもおすすめです。納豆や豆腐などの大豆タンパクもとても元気にさせてくれます。

★★★ レシピ:あさりのお手軽ターメリックライス★★★
<材料> (4人分)

米・・・2合
 ※洗ってザルに上げ、30分おく
玉ネギ・・・小1個
 ※みじん切り
にんじん・・・20g
※みじん切り
生椎茸・・・・2~3枚
 ※1cmのザクザク切り
あさり・・・1パック
 ※殻ごとよく洗う
  あればイカやエビ適量
【A】オリーブ油やバター・・・大S1 、ターメリック・・・小S1 、塩・・・小S2/3
  ローリエ・・・・1枚 、 こしょう・・・少々 、 生姜のみじん切り・・・大S1/2
  スープの素・・・1個

<作り方>

(1)炊飯器に米を入れ、水をいつも通りに入れ、【A】を加えてよく混ぜる。

(2)玉ネギ、にんじん、椎茸、あさりを上にのせ、スイッチを入れる。

(3)炊き上がり、イカやエビのシーフードをたして、10分蒸らし、ピーマンを加えて
  混ぜ合わせてもりつける。

■■■ 一口メモ ■■■
あさり、イカなどのタウリンとターメリックのクルクミンが肝細胞を活性化をする働きがあります。
炒めたりせず入れて炊くだけの手軽さでとってもおいしいです。

★★★ レシピ:かきのオーロラグラタン★★★
<材料> (4人分)

かき・・・8~12粒
 
ベーコン・・・1枚
 ※1cmのぶつ切り
ホーレン草・・・1束位


【A】色ワイン・・・1/4cup 、  ローリエ・・・1枚
【B】マヨネーズ・・・大S山2  、  ケチャップ・・・大1S  、 タバスコ・・・少々  

<作り方>

(1)かきは大根おろしか、塩でよごれを取り、何度も水を替えてきれいに洗う。

(2)ホーレン草は根の部分に深く十文字に切り込みを入れ、土をきれいに洗い、
   3cmのぶつ切りにする。

(3)小さい鍋にかきとAを入れ、ふたをして中火にかけ、煮立てば火を止め、しばらくおく。

(4)かきを取り出し、ホーレン草を加え、水を少々加え、かきを混ぜながら火を通し、
  塩、こしょうして、ザルに上げる。

(5)小さい目のグラタン皿に(4)を敷き、ベーコンをおき、かきを並べてBをかけ、
                      220~250℃オーブンで10分前後焼く。
                      (またはオーブントースターで2~3分)
■■■ 一口メモ ■■■
かきのタウリンが胆汁酸の分泌を促し、脂肪肝を改善し。ホーレン草の食物繊維プラスでパワーアップ。
小さい目のグラタンなので食べやすく、とても簡単です。

 中兵庫信用金庫 季刊誌“ふれあい” 第24号 掲載