ナムグン・ミン、パク・ウンビン、オ・ジョンセ、チョ・ビョンギュ、チョ・ハンソン
全16話
原題：스토브리그
韓国放送：2019年12月〜（SBS）
平均視聴率：12.5%
最高視聴率：19.1%
■相関図（BS日テレ）
■ストーリー
万年最下位のプロ野球チーム“ドリームズ”は、またしても最下位でシーズンを終える。
そんな中、責任を取って辞任したゼネラルマネージャーの代わりに新たに就任したのは、野球未経験で知識もない異色の経歴を持つペク・スンス(ナムグン・ミン)だった。早速チームの改革に乗り出したスンスはスター選手であるイム・ドンギュ(チョ・ハンソン)をトレードに出すと言いだす。それを聞いた運営チーム長のイ・セヨン(パク・ウンビン)をはじめフロントスタッフは猛反発する。
しかしチームの強化に成果を見せるスンスを次第に信頼しはじめるセヨンたち。
ところがスンスの採用を決めたオーナー会社の常務クォン・ギョンミン(オ・ジョンセ)は、 赤字続きのチームを解散させようと企んでいたのだった。（BS日テレ）
「ストーブリーグ」って
韓国の言葉なのかと思ったら
違うんですね(^^;;
日本ではあまり聞かないと思うんだけど？
知る人ぞ知る？？
実はみんな知ってる？？
hot stove league
프로야구 시즌이 끝나고 난 뒤
プロ野球シーズンが終わった後
구단이 팀 전력 보강을 위해
球団がチーム戦力強化のために
노력하는시기
努力する時期
今は野球以外でも使う言葉だそうで
F1ではシーズン最中の夏が
この戦力強化の時期になるから
「プールサイドリーグ」とか
「ビーチサイドリーグ」とも
言われるんだとか！
ちょっと面白いですね〜
で、今回このドラマを見て
プロ野球のシーズンオフの舞台裏？では
こういう人たちが
こんなことをしていたんだ
へ〜〜って思ったり
実力のある人たちも力を発揮するには
努力はもちろんのこと
有能な人の采配なども必要なんだな
こういう人(こと)って
実際にいる(ある)んだろうな
って思ったり
熱い想いで頑張っている人たちを見るのは
気分がいいし応援したい
そういう人たちが成功できるといい
一生懸命に生きている人って素晴らしい
などなどと思ったりもして
とにかく、良いドラマでした！
まず初めに、パクウンビンちゃんが
プロ野球の運営チーム長役だったので
ん？この設定は…と
『プロポーズ大作戦』を思い出したんだけど
（選手をサポートするエージェント役だった）
この時↑は幼く見えたウンビンちゃんが
今は頼もしい女優さんになったな〜
大人になったな〜って感じて
（今年もう29歳になるんだね）
「若い女性」が野球の世界で
運営チーム長をしていることも
全く違和感なく見ることができたし
熱いけど冷静さも忘れない
デキて魅力的なチーム長で
このイチーム長なしには
このドラマは成り立たないってくらい
とにかくウンビンちゃんが
すごく良かったです
で、ドリームズの面々はといえば
ミンさん扮するペクスンスは
主役だから悪い人じゃないんだろう
とは思ったけど
役員やフロント陣も含めて
揃いも揃って悪役顔な人ばかりだし
みんな性格も悪そうで
やる気もプロ意識もないような
最悪のチームに見えて
「どうなるんだ？」っていう始まり方
そんな中、唯一爽やかに登場したのが
チョハンソンさん扮するイムドンギュで！
実力あるスター選手として
かっこいい登場だったから
「ハンソンさんにお似合いの役じゃん〜」
って気分が上がったんです
ハンソンさんは私の中では
大好きだった『オオカミの誘惑』の人なので
見ると嬉しくなる存在
でも…
実は悪の根源だった？！とか
いろいろ二転三転する役どころで
ただの「素敵なスター選手」では
なかったんですよね
暴力的で気性が荒かったり
人の気持ちを考えられず孤立したり
チームプレイをする上で
性格的に問題があって…
で、トレードに出されると
腹いせにGMに暴行を加えるなんて
アリエナイ！！
しかもチンピラみたいな人たちと
交流もあって？？
そんな人たちにGMを襲わせるなんて
あの人たち、何だったんだ？？
カットされたのか
どういう関係だったのかは
わからなかったけど…
そんな最悪な奴かと思ったドンギュも
後半になって実は実は！な展開で
また良いところが見えてきたのには
二度びっくり！
野球に対する真摯な姿勢とか
チームやファンを愛する気持ちとか
誘惑に揺れない強さとか…
でも、そうやって一度下げておいて
持ち上げるつもりだったのなら
チンピラを使って暴行したのは
やり過ぎだったでしょう？
自分で殴る蹴るくらいだったなら
まだしも…
なんだったんだ？
あのチンピラたちは？？
あれさえなければ
最後にチームに復帰した時の
ロッカールームでの歓迎ぶりにも
納得できたのにー
これ↓を見る限り
元々みんなと最悪な関係ではなかった
ってことみたいだけど…
ド〜ンギュドンギュイムドンギュ〜
ド〜ンギュドンギュイムドンギュ〜
このイムドンギュの問題を筆頭に
悪人に見えた人たちが
実は「野球に一生懸命なだけだった」
っていうエピソードが毎回の内容で
悪そうな人＝良い人
の方程式が繰り返されていた感じ
敵対していたこの２人さえも
最後は和解？したし
そんな中で特に印象的だったのは
ヤンスカウトチーム員で
「野球バカ＆野球大好き」なキャラが
困った人だけど、最高でした👍
時に自分のチームの勝利(仕事)より
未来の野球界のスターを
大事にしてしまう人…
もちろんドリームズの社員だから
会社に不利益を与えてはいけないのに
ペク団長がそこを見逃しても
手放すのは惜しいと思った人材
間違いを認め、正すと約束して
良いスカウトチーム長になった
ヤンチーム長と
そうさせたペク団長のエピソードが
一番印象的で面白かったです！
ペク団長の弟の話は胸が痛んだけど
これも響いた…
身体中がアザだらけだったっていう
野球部での体罰は酷過ぎる
好きだったはずの野球が苦痛になって
しかも無理したことで歩くことも
出来なくなってしまったとは
応援していたつもりのお兄さんにも
辛過ぎる怪我で…
でも、兄弟２人とも
立ち直れたのが何より！
そして何よりやっぱりペク団長が
本当に素晴らしい人でした
敏腕GMとして情報収集力や分析力
判断力に長けているだけでなく
人の真髄を見抜く力と
包容力と優しさ、厳しさを
持ち合わせている
こんな人どこかに実在する？？
でもそんな優秀有能で
一見輝かしい過去の実績もありながら
実は傷を抱えて生きているという
影のあるペク団長が
ミンさんにハマり役でしたね👏
弟を守ることができなかった
妻と子供も守れなかった
これまで優勝させてきたチームも
どこも守ることはできなかった
そんな団長がドリームズを再建させて
初めて何かを守った！
自分が去ることになっても
それは慣れたこと…と言いながらも
きっとどこよりも名残惜しかったであろう
ドリームズの球場を
後にした時の団長の姿に
涙が出ました
どこよりも信頼できる人たちに
支えられたんじゃないかな
車に下げられていた
ドリームズのマスコットに
愛を感じました
ジェフンくんがもうひと頑張り
してくれたら良かったのに？
そして
ジョンファさんとも復縁できたら
良かったのに…
ジョンファさんが期待したほど
登場しなかったのも残念！
あと、最終話の「韓国シリーズ」が
私には解りにくかったです(^^;;
韓国シリーズの意味を知らなかったので
このロッカールームのシーンが
開幕戦前なのかと
勘違いしちゃって(^^;;
韓国シリーズは優勝を決める
最終シリーズなんですね
ウンビンちゃんの髪型で
月日の流れを感じさせたんだろうし
ドンギュが打席に入ったと聞いて
あ〜とは思ったけど
この↑成績のシーンも
カットしないで欲しかった(^^;;
思わず最終話だけタシポギで
見直しちゃったじゃん
あと、すごく惹かれたこの↓ポスター！
こんなシーンが最後に見られるのだろう
って思っていたのに！
騙された〜？
ここ↑が似てるけど
団長がいないし
でも…このラストはこれで
良かったのかな…
団長の「再建＆強化」の仕事は
確かに終わっていたので
また新たなチームを救って
守っていくのでしょう！
強い人でなくても大丈夫です
私たちは互いに助け合うのですから
あ…
落下傘のビョンギュくんを
忘れてた〜
さほど大きな働きはなかったようだけど
ウンビンちゃんとのコンビ
ほのぼのして良かったです
アメリカの空港へ先回りしてた
どこぞの会長の孫！
さすが👏
「遅かったんですね！
ペクスンス団長、イセヨンチーム長
私は落下傘に乗って
飛んできました(かな?)」
こんな２人は見られなかったけど
とにかく
良いドラマでした