『デュエル』感想 | 韓ドラ中毒

韓ドラ中毒

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ヤン・セジョン、チョン・ジェヨン、ソ・ウンス、キム・ジョンウン

全16話

原題:듀얼

韓国放送:2017年6月〜(OCN)

平均視聴率:1.72%

最高視聴率:2.2%


◾️人物紹介(OCN)

チャン・ドクチョン/45歳・娘を誘拐された刑事

(チョン・ジェヨン)

10年前、不慮の事故で臨月だった妻を失い、やっと生かし娘は慢性骨髄型白血病という恐ろしい病気にかかった。

幹細胞治療剤の投与者に選ばれた娘だったが、投薬費がなく機会を逃す状況に置かれたドクチョンは、結局2度目の「事件の操作」を提案してきた検事チェ・ジョへと手を組む。
ところが...治療を受けて移送されていた娘が誘拐された!

絶望的な追撃の末、誘拐犯(ソンジュン)を見つけ出したドゥクチョン。ようやく奴を捕まえたと思ったその時、離れたところからその様子を眺めている誰かの視線・・犯人と全く同じ姿をした奴がもう一人いる!

同じ血液型、DNAまで、現場のすべての証拠がソンジュンを犯人だと示すが、自身はすべての記憶を失って、誘拐犯ではないと主張するソンジュン。
ソンジュンの切実な表情にドクチョンは混乱するばかりだが...

イ・ソンジュン/24歳・殺人犯に仕立てられたクローン人間

(ヤン・セジョン)

見知らぬホームレスから「チャンドクチョン」の名前が書かれたメモとソウル行きのチケットを受けとってバスに乗っていた。すべての記憶を失ったまま...

そんなソンジュンをいきなり攻撃する一人の男、他でもないメモにあったチャンドクチョンだ。
自分について何か教えてくれるのではないかという期待に反し、抵抗する間もなく逮捕され、ドゥクチョンの娘スヨンの誘拐犯として拘束されたソンジュン。

「僕じゃない...本当に違います」
ソンジュンはたとえ記憶を失っても、一つだけはわかっていた。自分はドクチョンの娘スヨンを拉致していないということを!
ドクチョンに逮捕れたその時、ソンジュンも確かに見た。自分と全く同じ姿をしたその男を...

イ・ソンフン/24歳・連続殺人魔になったクローン人間

(ヤン・セジョン)

確かにソンジュンと同じ顔と外貌をしているが、あまりに異なる雰囲気が相手を圧倒する。
ミステリーのキーを握っていて、自ら悪魔になった男。
生きるために殺さなければならない。それが誰なのか…

リュ・ミレ/27歳・ソンジュ日報 医学部 2年目記者

(ソ・ウンス)

医学部に進学したが、医師になるなら縁を切るという母親の激しい反対にあって、結局は医学部の記者となった。
幸いなことに気になることは我慢できない性格に、鋼鉄の体力の持ち主で、記者が天職だ。

そんなミレの母親が亡くなって、見つかった遺品は、驚くことに人間クローン実験についての古い研究資料であった。
ミレは資料の中の人々を探し出そうとするのだが…

チェ・ジョへ/38歳・欲望に満ちた強力部の女性検事

(キム・ジョンウン)

果敢かつ正確な判断力で数々の事件を成功裏に解決してきた為、現在、次期部長検事ともささやかれる人物。 

貧しい漁師の家に生まれ、頭脳だけで底辺から這い上がって来たジョヘが最初に気付いたのは、強者になるためには強者を自分の味方にしなけれならないということ。

釜山の田舎村で一緒に生まれ育ったドクチョンとは、10年前、事件操作のせいでドクチョンが妻を失うこととなり、関係がねじれた。

10年後、ジョへは 娘スヨンの多額の治療費を捻出するのに苦悩していたドクチョンを再び事件操作に巻き込んだ。

◾️あらすじ

病気の娘を誘拐された刑事ドクチョンが一心不乱に娘を探す中、逮捕した容疑者ソンジュンは記憶を失っていた。ソンジュンを見つけ出した時、ソンジュンと同じ顔をした男を目撃したドクチョンは、真犯人はその男なのではないかと思い、ソンジュンと共に行方を追うが、その冷酷な男は追って行く先々で次々と殺人を犯していく。ソンジュンの記憶が少しずつ戻ると共に、サニョン病院等を運営する財閥の陰謀と、その陰謀に巻き込まれ苦しんできたクローン人間、そしてそれらに関わる真相が見えてくる・・

 

GYAOにて全16話 視聴終了
 

복제인간(複製人間)クローン人間を

題材にしたドラマで

韓国での視聴率が良くなかったのは

何故なのか?よくわからないけど

私はかなり楽しめました‼︎

 

低視聴率の理由は…キャストかな?

映画界で活躍してきた実力派とはいえ

ドラマでは目立ったヒット作のない

チョン・ジェヨン氏と

(この後の『検法男女』はヒットしたけど)

当時は新人だったヤン・セジョンくんと

ソ・ウンスちゃんが主演では

ちょっと地味だったのかな?

 

主役級の?キム・ジョンウンさんも

中途半端な悪党役で

なんの魅力もなかったし?

 

でも、キャストが地味でも

ヒットするドラマはいくらでもあるから…

やっぱり内容が韓国人には

ウケなかったということか?

 

私としては、犯人と多くの謎を追う

ミステリーサスペンスな部分も楽しめたし

同じOCNでも視聴率の良かった

『ボイス』のような残虐なシーンが

なかったのも良かったし

(そういうのをOCNに求める人もいるらしいけど)

親子の愛だったり

仲間との信頼関係だったり

正義感を持った人たちの良心なども

見ることができて

なかなか面白かったと思うんだけど…

 

それに、何と言ってもセジョンくんの

1人3役が素晴らしかった‼︎

これは見ながら何度も感心!合格

 

 

善良で優しく正義感もあって

精神的な強さもあるソンジュンと

強い復讐心によって

殺人魔になってしまったソンフンと

2人のクローンの元?のヨンソプ博士

 

博士は過去に殺されているから

登場は少しだけだったけど

それぞれ本当に上手く演じ分けていて

3人の個性と魅力を

ちゃんと表現できていたし

間違いなくかっこよかった照れ

 

セジョンくんは『愛の温度』でハマって

この『デュエル』も見てみたい!

って思っていたのに

なかなか放送されなくて

今回やっとGYAOで

見ることができたんです音譜

(3月30日から一気配信されていたのに

見るのが遅くなったのは

他の人に夢中になっていたせい〜にひひ

 

ちなみにセジョンくん

2016年11月〜放送された

『ドクターキムサブ』でデビューして

2017年1月〜の『サイムダン』に続き

(撮影はサイムダンの方が早かったらしい)

3作目の『デュエル』で主演!

 

しかもその後すぐ『愛の温度』だから

本当に素晴らしい✨

それも納得の演技とルックスですよねラブラブ

 

  • 浪漫ドクター キム・サブ( 2016年11月〜/SBS)

  • 師任堂、色の日記(2017年1月〜/SBS)

  • デュエル〜愛しき者たち〜(2017年6月/OCN)

  • 愛の温度(2017年9月/SBS)

そのセジョンくんが演じた双子のクローンは

財閥会長の欲望のためだけに作られて

実験材料として扱われる存在だった

 

とにかく、この会長が極悪パンチ!

 

母親代わりの様な博士に逃がしてもらう

10歳くらいまで?

研究室に閉じ込められて

外を見たこともなかった2人…

 

逃げ出すことに失敗したソンフンは

また1人だけ研究室に連れ戻されて

20年以上も実験台にされ続け

酷い仕打ちを受けていたなんて…汗

 

胸からお腹に大きな傷があったのは

開腹した実験もされていたということで

背中には薬を打ち続けられていたような

痛々しい痕もあったし…

復讐心に燃えるのも理解できるしょぼん

 

ただの殺人鬼ではなかったんだよね…

ここ↑泣けたなぁ・・しょぼん

ソンジュンに訴えるシーン

ソンジュンだけが望みで

待ち続けていたソンフン…

可哀想過ぎるえーん

 

殺人魔になってしまったけど

誘拐したスヨン(ドクチョンの娘)には

優しさを見せる一面もあって…

本当の悪人ではなかったはずしょぼん

だからスヨンもソンフンを恐れたり

嫌いにはならなかったんだよね

 

ソンジュンと刑事ドクチョンが

一緒に行動する内に解り合える仲になって

絆が生まれたところも良くて

 

1話でドクチョンがソンジュンを

ボコボコに殴り蹴るしたシーンは

見るに堪えなかったけど(やり過ぎ!)あせる

ドクチョンも部下たちから慕われる

間違いなく人格者だったんだよね

 

ミレに隠された謎も

ヨンソプ博士が自分を犠牲にして

娘を守った証だったし・・

 

ミレの母親が病気の娘を残して

何故アメリカに行ったのか?

ヨンソプ博士が妻に娘のことを

話さなかったのは何故か?

が解らなかったけど・・

会長の企みが関係していたのかな??

ちょっと解らないところはあったけど

最後は上手くまとめられて

納得のラストでした

 

最後までスンヨンがソンフンに

好意を持っていたという一言も良かったし

そんじゅんの言葉も胸に刺さる…

クローン人間については

今や現実的な話なわけで・・

人道的に問題視される意味についても

考えさせられるドラマでした

 

うーん・・やっぱり

なかなか良いドラマでしたよ、これ!