ファン・ジョンミン、カン・ドンウォン
韓国映画
監督・脚本： イ・イルヒョン
原題：검사외전(検事外伝)
韓国公開：2016年2月
観客動員数：970万人以上
■あらすじ
手荒な捜査で知られる熱血検事ピョン・ジェウク(ファン・ジョンミン)は、取り調べ中の容疑者が謎の死を遂げ、殺人容疑で逮捕されてしまう。悔しさのなか、必ず濡れ衣を晴らしてみせると誓った彼は、刑務所内で出会ったイケメン詐欺師ハン・チウォン(カン・ドンウォン)にある取引を持ちかける。それは「出所させてやる代わりに自分に協力をしろ」というものだった。（GYAO）
観客動員数は韓国歴代20位(Wiki)のヒット作
※19位のパラサイト↑は今後どんどん伸びるでしょうね✨
主演２人の名前だけでも話題になったけど
ここまでヒットしたということは
きっと面白いんだろうなって
期待して観ました
カン・ドンウォンくん、好きだし
最近は映画を観に行くことが殆どないので
映画にしか出なくなったドンウォンくんを
見る機会もなくて・・
久しぶりのお顔拝見
『두근두근 내인생 世界で一番いとしい君へ』以来で…
除隊後の映画は全然観ていないことに
我ながらビックリ
『カメリア』までは全部見ていたのに！
登場シーンで
わぁ
やっぱりカッコイイ〜と
思っちゃいました
好みのお顔ではないんだけど…
相変わらずスラっとしていて
長い手足が魅力
このスタイル
この腕と足が細くて長い感じが↓
好きです
で、ファン・ジョンミン氏が登場して・・
ちょっとガッカリ
暴力で自白させようとするような
人間的に魅力のない検事で…
一気にテンションが下がりました
更に、最近はイイ役で見ることが多かった
イ・ソンミン氏が悪役で
地検の次長検事で政界進出しようとする人が
裏では悪事を重ねる最悪な男とは
いま楽しんでる『ライフオンマーズ』の
パク・ソンウン氏も
疎ましい同期を蹴落とそうと？
野心からジェウクをあっさり刑務所に
送ってしまうような検事で
（最後まで見たら悪人ではなかったけど）
で、ジェウクは早々に刑務所へ
濡れ衣を着せられ、上司にも裏切られて
情けない表情…
というのが意外な展開
入った監獄には自分が罰した悪人がいて
案の定ボッコボコにされるし
この顔を見たときには
今後どうなるのかとゾッとして
この時点でもう
かなり見る気が失せました
でも！
この後はジェウクが徐々に
『賢い監房生活』のように適応していって
法の知識で皆を助けることで
味方を増やしていき・・
５年後にチウォン(カン・ドンウォン)が
詐欺罪で入所して来た時には
「先生 영감님」と呼ばれる存在になっていた！
情けなかった表情も人格者っぽく変貌していて
さすがジョンミン氏👏と
下がっていた私のテンションも
ちょっと上がる
腹黒い所長まですっかり味方につけていて
便宜を図って喜ばせたらしく
新聞(＋タバコ)の差し入れも受けて（情報入手）
周囲も「先生 영감님」のお陰で
良い思いができているようで
みんな先生の味方っぽい
１番の子分(腰巾着)がこの人↘︎で
色々と先生の世話を焼いていて…
チウォンが５年前の事件に関与していた
って知ったジェウクは
（↑↓この２人の同じような探る表情がイイ👍）
出所させると誘惑して
チウォンから事件の鍵を聞き出す
そして頭のいいチウォンを利用して
復讐を果たそうと
チウォンを出所させることに…
ドンウォンくんはイケメン役なのに
カッコイイオーラ消してる↑のが残念
ユーモアのあるキャラ
出所させるまでの２人のやりとりで
チャラいけど憎めないチウォンの様子が
とにかくかわいい
さほど２人の絆が強くなった感じではなかったけど
出所させてもらった恩があるし
チウォンは結構いい奴だから協力する
全体的にコメディタッチだから
罪を暴く過程も気軽に見られるし
ドンウォンくんのカッコイイ姿は
ほとんど見られないけど
変顔？をしながら人を騙したりする
チャラい演技がけっこう可笑しい
前科９犯の詐欺師が
「嘘をついたことがない」って
この辺がコメディ
再審に行き着くまでに多少の危機もあったけど
さほど問題なく乗り越えて
懲悪！
最後にジェウクも暴力検事だった罪を告白して
「５年服役している間に改心した」
って言ったのも良かったな
そして釈放時には
以前の行いのせいで出迎える人もなく…
かと思ったら
やっぱり、チウォンが来ていて
チウォンは２人で詐欺でも？
しようと思っていたのかもだけど？
それに対してジェウクは通帳を出して
「(金はあるから？)堂々と生きるぞ」と
たしなめて終わったのも良かった！
一緒に働きたいという気持ちは
２人とも一緒だったってことだし
信頼関係、見えない絆？かな？？
この２人で何やるんだろう？
って、気にもなるので
続きが見たくなる感じ
ドラマで続編やってくれたら
どんなにいいか〜（ある訳ないけど）
リベンジの過程はさほど凝ってもいないので
ハラハラしたり、感心したり
感動したり…はないけど
気軽に楽しる懲悪ストーリーで
「カンドンウォンの面白さを楽しむ映画」
という気がします
私はドンウォンくんが好きだし
こんな方たちもチラッと出ていたりして
それなりに楽しめました
そこまでヒットする映画には…
思えなかったけど
『寄生虫』、見に行こうかな・・・