本当は、沢山の感情で、心がざわざわしたり、哀しみや満たされぬ想いで、圧し潰されそうであっても、
それを表現する、「言葉」「語彙」を失った息子に、私達以上のストレスが無い訳はない。
語り表す事で互いに解り合えたり、コミュニケーションが取れるのに、その手段を無くした息子に、寄り添う忍耐力や憐れみを持つ誰かが、私達亡き後現れてくれるのか?
いい音楽を聴き、どう感じたのか!?
映画やドラマのストーリーを、何処まで理解し、どう感動したのか?!
学びたくとも、活字を追うことも、言葉の意味を理解することも、出来なくなった。
人としての、大きな損失。
もどかしいな。
息子の中で、どうカタをつけているのかな?
それさえ、問う事が出来ない!