無裁判を前に、弁護士に当時の詳細な時系列を、話ていたら、封印していた記憶と共に、当時の様々な残酷で悲惨な様子が、映像として頭をよぎり、とめどなく涙が溢れ、心に大きな穴がひろがり、私の中で何かが変わった。もはや、息子が息子でなくなった様に、私も私ではないのだろう。そんな気持ちで、残りの人生をいきねばならない、おのれの運命を呪い、再び絶望した。夫だけが、相変わらず夫だ。