今朝、「もういい加減にしてよ!」と大声でいった寝言で、目か覚めた。


誰に向けた言葉だったのか、覚えてはいない。



父が亡くなってから、一家の大黒柱となった母は俄然強くなり、祖母は影で独り言を呟く様に、愚痴を溢す程度になり、家庭内はそれなりに静かになった。

母は仕事に没頭し、休日の部活動や自宅での採点などで常に多忙だった。


その頃の祖母は60代だと思う。
しかも健康で元気だった。

でも、孫二人の世話は出来ないと、4歳年下の私を母の実家に預けたり、正式ではないが、子供好きな人が自宅で数人の世話をする今で言う保育園の様な所を転々とし、それは小学生入学まで続いた。


その間、姉と遊んだ記憶は一切ない。