息子は、昨日からクリスマスを、イベントとして楽しみにしています。


「鳥の丸焼きと、お寿司と、海老と…」


途中で、私は遮る。


今日は、チキンとシチューとカナッペだよ!
ケーキもあるよ。手伝ってね!
と。



吐き気をこらえて、スーパーへ。


レジに並んでいたら、息子の高校の同級生を見つけてしまい、思わずマスクを眼下まで引き上げた。

帰省しているんだね。確か、2浪して私立の医学部に進んだ、良く遊んだ子。


お洒落になって…

大きくなって…

立派になって…

眩しかった。
羨ましかった。


そして、少しだけ憎くかった。

吐き気が増し、早々に帰宅した。


泣きそうになったので、寒いのに中庭のタイルをタワシでゴシゴシ磨いた。


こんな事、何でもない事!と呟きながら。


そう…本当に大した事じゃない!と、心から思える日を迎えたい。


↓メルヘンの木
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