昨日のブログ記事で、変なメールを頂いたので、私にとっての事実と思われるお返事だけします。


私はガンになる半年位前から、ある匂いに悩まされた。

それは、獣臭とでも言ったら良いのか…洗ってない犬の様な、動物園の様な匂いだ。

歩いていて突然私だけ臭ったり、冬の寒いピンとはった空気の中、玄関先でとか…とにかく、その時は、何だろう?としか感じ無かっし、夫に訴えても気のせいだと笑われた。


息子の事故の3日前の日曜日、私は二階の息子の部屋の真下にあるリビングで、寛いでいた。
テレビも何も発する音は無かった。

そして、その時息子は神奈川に居た。


なのに私は、息子のいつもの足音を聞いた。ベッドから降り足を着く音。部屋を歩き回る音。18年間、聞き慣れた足音だ。


その時は、あまりに鮮明で、二階の窓から泥棒でも入ったのかと怖かったが、暫く経つと止んだので、ほっておいた。


昔から虫嫌いだだった私。

それは多分、田舎と云う事を差し引いても、良く遭遇するからだった。

田舎でも、県庁所在地の住宅密集地で、近所には公園もまとまった緑もない。

ある日、私は鬱が悪化し、死を願った。


眠れず、食べられず、何も興味なく、息をするのも辛かった。
そんな時、中庭を見ると大きなトンボが飛んで来た。

良く見たら、昔山で見た事のある、大きなオニヤンマだった。
中庭は家の屋根から、一段低く空いた4畳半程度のタイル張りのもので、センターにシンボルツリーと、その木元にグランドカバーの芝だけの、普段蚊すら居ない庭。

私に見える様にシンボルツリーの私側に、止まり暫しした。


私は心の中で、(わかった。もう大丈夫)と、思った瞬間、オニヤンマは何処へ飛んで行ってしまった。


それだけです。
そう、科学と割り切れば、全てただの偶然です。


私もそうだろうと、理性では判ります。


結果ありきで、そう言えば…の妄想とも言えます。

私も本当は良くわかりません。

身心とも病んでいるからで、終わって結構ですよ。



貴方が、どう思おうと、どうぞご自由になさって下さい。