屈折してるし、今やひがみ根性丸出しだし、味方なんて居ない所か、世の中が牙を剥いて私におそいかかってる錯覚さえ抱いてる。


息子の事故前、我が家や信心深い方だった。

夫の実家にも、私の実家にも、田舎特有のデカイ仏壇が鎮座してるし、商家らしく夫は神棚に毎日手を合わせてたし、頻繁にお墓参りにも行ってた。

それらの行為の全ては、商売を家族を守る為の、儀式であった。


私は別に、宗教や神頼みしてた訳じゃない。


血の繋がった、ご先祖に祈り続けただけなのに、私は裏切られた。


誰の命日も、彼岸も、盆くれも一切の儀式を止めた私。


だって、私の宝を誰も助けてくれなかったじゃないか!

何故、ガンの私でなく、息子が犠牲になったのか、誰も教えてくれないじゃないか!
イカれた私は、先祖さえも憎悪の対象でしかなくなった。



だから、お盆は家から出ない。私は、理解出来ない。

生きてる人間も死者も、私はある意味ギブアンドテイクだとも思う。


寺町が近い我が家は、うっとうしいだけ。