アメリカも、オムツやお尻ふきをそれぞれの家族が持ってくる文化がある。

 

大体、2-30枚くらい入ったオムツを、ドカンと持ってきてくれる。中にはコストコで100枚以上入ったボックスをこれでもかと持ってくる家族もいる。オムツが必要になったら、私がタッドポールと呼ばれる保育記録に"Need dipers", "Need wipes"と打ち込めば次の日には持ってきてくれる。

 

が、いつもいつもオムツをなかなか持ってきてくれない2人がうちのクラスにいる。

 

それが、ワブラークラスの先生の子Rちゃんと、プリスクールクラスの先生の子Kくん。

 

Rちゃんのお母さんは、持ってきてくれる時もあるんだけど、大体、頼んでも「忘れてた〜、ごめんね!」と繰り返し大体1週間後くらいに持ってくる。

K君のお母さんは、オムツ持ってきて〜と頼むと、いつも5枚くらい持ってくる。でも、オムツは1日最低3枚は交換するから、2日後にはまた頼まないといけない。忘れる日もあって、そういう時はいつもたくさん持ってきてくれる他の子のオムツを借りる。(悪いけど、その他に方法はないんだ)。

 

それがストレスで、ついに聞いてみたんだよね。

「1日に3枚はかえるから、まとめて持ってきてくれると助かる」

 

って言ったら、

「。。。ごめんね、おうち探してみる。」

 

との回答。

え、普通に買ってきてよ〜。いつもたくさんおやつとか持ってくるしそれくらいのお金あるでしょ。とその時は思ったけど、次の日、使いかけの10枚入りくらいのオムツを持ってきてくれた。

 

で、昨日、Kくんのお母さんとワブラークラスをヘルプで見ていた時。「Hiroko、まだオムツある?」と聞かれたので、「今週は大丈夫だけど、来週の月曜日に持ってきてね〜」って言ったら

 

「よかった!明日お給料日だから、オムツかえるから大丈夫!」

 

びっくり

 

え、いつもKくん、ジュースやら小分けのスナックやら持ってくるやん!オムツ買うお金もないの?と思ったけど、流石に突っ込めず。

 

一瞬気まずい空気が流れたのか、K君のお母さんが急にプリスクールに戻って大量の赤ちゃん用のお菓子を持ってやってきた。

 

「Hiroko、これ見て。私みんなのために、お菓子買ってきたの」

 

と。

 

さっきオムツも買うお金もないって言ってたやーん!

 

とツッコミたくなるのを抑え

 

「え、なんで?そんなことしなくていいのに」

って言ったら

 

「フードスタンプが余って!だからみんなにドネーションしようと思って!!」

 

ちなみに、フードスタンプとは日本でいう生活保護みたいなものである。食べ物にしか利用できない。

 

 

なるほど!わかったぞ!

 

ようやく理解できた。

 

いやこの行動は全く理解できないけど、ようやく理解できた。

 

全部繋がった。

 

生理の貧困なんて言葉まで繋がった。

 

なんでアメリカでは貧しい人がデブなのかもわかった。

 

そういうことか。

 

フードスタンプがあるから、食べ物には全く困らない。

けど、お金はないからオムツは買えない。

 

いや〜アメリカ、おかしいだろ。。。これは。。。

 

食べ物以外に使うな。それは分かる。

けどな、オムツは許可してあげるべきだろ。スナックよりも余程健全な使い方でしょうに。

他にも、トイレットペーパーとかもアウト。

 

信じらんないんだけど、色々と。

 

フードスタンプが余ってるからデイケアに寄付するってのも私には理解できないし、(てかそういう使い方はいいのか?)

 

オムツが買えないほど貯金がないってのも驚いた。

 

ちなみに、そのフードスタンプ、いくらくらいもらえるのか調べてみたら、シンママで子供2人とかだと、一月の収入が2900ドル以下(30万円以下)で600ドル以上/月だって。

 

 

 

 

もちろんレストランとかテイクアウトは禁止。

 

なにその余裕すぎる世界。

私なんて、一月の食費、マイキーとあわせて月200ドル以下よ。いや、アメリカって自炊すれば食費を節約するのは超余裕。

 

だって、ジャガイモ、玉ねぎ、にんじん、小麦、トマト缶、お米、パン、カップヌードルが超安い。物価が上がった今だって、日本より安い。

 

なんか、知ってる世界が違いすぎて驚いた。

 

なので、働いているのにお金がない。という人を見ると、全く理解できない。

 

 

とりあえず、オムツ買ってくれ。流石に他の子供達のオムツ使いすぎ。