マイキーの母 その1

 

私が2回目に「ん?」てなったのは、マイキーの母親と外食に行く時だ。

 

これに関してはマイキーの母より、マイキーに「は?」となっていたかもしれない。

 

コロナが発生する前、私の生活は、平日は学校で過ごし、休日はマイキーの家に泊まることが多かった。

マイキーは母親と私が仲良くなってほしくて、外食によく誘ってきた。

 

私は何もわからないので、外食先はマイキーとマイキーの母親が基本的に決める。

 

アメリカは外食が高い。イメージ的には、量は2倍だが、値段は3倍と言ったところ。そしてクオリティーは1/2

これは、典型的なアメリカのダイナー、デニーズみたいな感じのことで、

逆にベトナム料理、中華料理、メキシカンなどは日本より値段もリーズナブルで美味しい。

 

なので、私はアメリカの中で一番行きたくない料理屋が、デニーズ的なところだ。

おいしくないのに、高い。

 

しかし、マイキーの母親はそう言う料理が大好きなので、典型的なアメリカの料理屋によく言っていた。

 

私は私の分のお金を払っていた。

ここでマイキーもマイキーの分を自分で払っていたら、私は何も言わない。

 

これに関して、意見が分かれるかもしれないが

他人より疲れる彼氏の母親と、美味しくもない料理を食べに行き、1食20ドル以上取られる。

 

自分で作った方が100%美味しいし、安くできるのに、、、といつも思っていた。

 

これがしんどかった。

マイキーの母親には、ちょっと大目に払ってくれても良くないか?と思ったし、

マイキーに対しても配慮してくれても良くないか、と不満があった。

 

と思っていた。

 

その後、コロナによる外出規制により、外食はなくなり、コロナに感謝している。

 

マイキーの母 その3