「マジック・イン・ムーンライト」 | hirokoーcloud9

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雑記・雑想・雑念

 映画が観たい。
と思いたち、シンデレラはまだ未公開。
選んだのは、『マジック・イン・ムーンライト』
ウッディ・アレン作品を初めて観た。
どういうわけか、自分の中でスケベなイメージしかなかったアレンさん。
仕方ない。芸術家は大概スケベ。
でもスケベじゃなかった。
素敵な映画だった。
会話もお洒落で面白い。
個人的に、色々な出来事を思い出し、現在の色々な事も想ってしまい、
観るべくして観てしまったのかもと感じた。
何となく選んだのに、運命的な映画になった。


1928年。
悲観的、現実的、皮肉屋の英国出身の男性マジシャン。
楽天的、夢想家、天真爛漫な米国出身の霊能者の女の子。


映画の中の南仏の美しい夏の風景に、これから来る夏が楽しみになった。
サマーワンピースいいな。
黒のシンプル水着いいな。
着てみたいな。似合うかな。
水着着る予定ない。
ランタンの灯った、夏の夜のガーデンパーティー。
雷雨にあい、ずぶ濡れの二人。
雨宿りの場所は、私の好きな天文台。
風景の全てが素敵!
憧れる。


昔、誘われてお家にご飯食べに行ってた、ちょっとお金持ちの友達の家にも、何故か霊○師という人が間借りしてた。
遊びに行き始めた頃は、いなかったのに。。
友達のお母さんの家系が、そういう生業だったらしい。
この映画の様に、お金のあるお家には、そういう人が寄りやすいのかな。。。
この思い出にも、色々面白いエピソードがあるから、いつか追想書きしたいんだけど、やっぱりためらってしまう…


厭世的で教養のある彼。
田舎者で無知な彼女。

何だか思い出してしまう組み合わせ。
私が心配しなくても、現実社会では、私より人間力も生活力もある付き合ってたあの人。
どこかで、少し価値観を変えてもらった誰かと幸せに暮らしてるといいな。
<想像>
巡礼したいとか言ってたから(笑)、どこか外国で、20才くらいの可愛い現地の奥さんをもらい、元気に暮らしてる。
これが、当たらずとも遠からずだったら、私も真のサイ○ック能力者かも。笑




「私と過ごした時間は、あなたには何の関係もなかったの?」

「私の記憶にあるわずかな時間のあなたは、やっぱり、あなたには何の意味もなかったの?」
今すぐ、そっくりそのまま、マイク持つ事が生業のある男の子に聞きたい。←

劇場帰り、エレベーターで乗り合わせた伊勢丹の紙袋を持ったお洒落なご婦人に話しかけられ、下までおしゃべり。
監督自身も奥さんとこんな出会いだったそう。
他の作品も観てみたくなった。