よく、子供の遊びの中でも「ずるい」と言われたのに対して「だってルールは守ってるもん」というやり取りがあったりします。

でも、ルールを守るかどうかが重要なのではなく、そのルールがみんなが楽しく遊ぶために作られているということの方が大切だと思いませんか?


法律は人間が作ったものですから、当然完璧ではありません。

法律を守るかどうかよりも、その法律がどんな背景でどんな思いの元に作られたかの方が、私は重要だと思うのです。

そこに想いを寄せられる人間がたくさんいる国家を、きっと真の法治国家と呼ぶのでしょう。

法律でガチガチに固められた国は良い国とは言えません。そんなものがなくても、他人を思い遣って生きていける優しい人たちがいる国であってほしいと願っています。


一方で、時代に合わない法律に、苦しんでいる方もたくさんいます。


そういう視点でそれぞれの問題に向き合えたら、もっと柔軟に物事に対する判断が出来る気がします。


ブラックか、ホワイトか、グレーか、ではなく、もっと別の見方があれば良いなと思うのです。