☆今日の河北新報によると、東日本高速道路東北支社とやまがた広域観光協議会が、山形県村山地域の人気店を載せた冊子「2016山形ラーメンマップ 魂心の56杯」を発行した。山形、寒河江、上山、天童、東根の5市と中山町の計56店を紹介。10月31日まで温泉宿泊券などが当たるスタンプラリーを実施している。
各店を代表する1杯の写真のほか、麺の太さやスープの濃さ、だしの種類など味の特徴を掲載。全店舗を制覇した人には漏れなく、山形市に伝わる平清水焼のオリジナル丼をプレゼントする。
山形県はひやしラーメンは知られているが、ラーメンの知名度はいまいちだ。山形県の有名なワンタン麺の店が仙台市に出店したので、食べに行ったが、正直、1回食べれば十分というレベルだ。仙台市で会社員をしていた頃に住んでいたマンションの近くに美味いラーメン屋があった。休日はそのラーメン屋で、味噌チャーシュー麺と餃子を食べるのが基本パターンであった。昨年、通院で仙台市に行った際に、現在はどうなっているかと十数年ぶりに訪れた。ラーメン屋は消え失せて駐車場になっていた。なんとも言えない寂しい気分だった。
仙台市時代に通った飲食店が次々に消え失せている。馴染みだったアーケード街の寿司屋も消え失せ、休日の昼飯の定番だった中華料理店は2年前にひっそりと閉店した。その中華料理店で大盛りの五目焼きそばをビールを飲みながら食べるのが好きだった。古里の田舎町に戻って十数年になるが、田舎町にはろくな飲食店がない。ラーメン屋はどこもワンパターンで、かろうじてネギ味噌ラーメンの美味い店が1店あるだけだ。寿司屋も酷く、3千円を払って特上寿司を食べるよりも、全国チェーンの回転寿司で千円分食べた方がマシだ。仙台市時代の懐かしのラーメン屋は場所を変えて今も当時の味のラーメンをだしているとの噂をたまに聞く。ラーメンは人生だ。